2007年の海外法人援護統計、総取扱件数は3.4%減、中南米地域は大幅増加
外務省は2007年の海外法人援護統計を取りまとめた。これによると、総援護件数は前年比3.4%減の1万5964件で、援護者は6.0%減の1万7643件となった。06年はアジアへの渡航者数が増加したことにより、アジア地域での増加率が10%増となったが、今回は件数が0.2%増の微増、人数は2.9%減の7618人に減少した。ただし、中南米地域が取扱件数が21.3%増の734件、人数は6.8%増の923人となっており、外務省では要因を中南米地域の治安悪化と捉えている。在外公館別の擁護件数では、15年連続で在タ...