フィリピン、訪問者数の増加と消費額の多い層の獲得めざす−日本重視は継続

  • 2008年1月28日

フィリピン政府観光省(DOT)は、アセアン・ツーリズム・フォーラム(ATF)において将来的な目標に、単純な訪問者数の増加だけでなく、長期間滞在をはじめ消費額の多い層を取り込むことをめざし、これが「究極の目的」という方針を示した。DOT副長官のオスカー・パラブヤブ氏は「質の高い旅行者は、国家により多くの機会をもたらす」と期待を示す。2007年は、全世界からの訪問者数は前年比8.7%増の309万1993人となり、初めて300万人超となった。また、観光収入は41%増の48億8500万米ドル(約5191億8...