チロル州、自然に加えて歴史や文化的側面で訴求へ−交流プログラム定着傾向

  • 2007年9月4日

チロル州観光局はアルプスの雄大な自然を中心に、ハプスブルク帝国の陰の首都と呼ばれたインスブルック市に代表される歴史、ジャム作りなどの文化交流体験を前面に打ち出し、日本人宿泊数の約5万泊を増加させたい考え。このほど開催した業界向けセミナーで、チロルを中心としたデスティネーションの紹介と旅行商品の造成を訴えた。ジャパン・チロル・コーディネーション(JTC)企画・手配マネージャーで、チロル州観光局日本担当オフィスも兼任する飛田浩一氏によると、JTCは現在、チロル州の文化的交流プログラムとして約30種類を用...