WHO、SARSの情報を更新、香港と広東への旅行延期を勧告
世界保健機構(WHO)は4月2日付けで重症急性呼吸器症候群(SARS)の情報を更新、香港と中国・広東省への旅行を必要のない限り延期することを考慮するようにという勧告を行った。香港で集団感染が発生、またSARSの情報を発出した後もわずかながら旅行者への感染が報告されたため、引き続き注意を促している。WHOによれば4月1日現在、SARSの感染は1804人、うち62人が死亡したという。そのうち香港の患者は685人で、死亡者は16人。なお、トランジットのために香港を利用する旅客に対しては上記の勧告の除外対象...