外務省、海外邦人援護件数は4.3%減、犯罪被害が7%増加
外務省がまとめた2001年海外法人援護統計によると、在外公館などが取り扱った事件・事故総件数は1万4115件で前年比4.3%減、人数では1万6252人で4.9%減であった。しかし、同年の日本人出国者数の減少率(9%)に比べると半分強の減少率であることから、日本人が海外でトラブルに遭う機会が増加していることがわかる。全体の傾向は犯罪被害が7%増の8939人に増加、窃盗・同未遂被害が6832人、強盗・同未遂被害が1250人、詐欺・同未遂被害が581人と犯罪被害の大部分を占めている。また、自殺・同未遂が5...