【弁護士に聞く】販売手数料の計算基礎を全国旅行支援の割引後の旅行代金に置くのは不当ではないのか?

旅行業第3種登録の旅行業者からの質問で、ある国内旅行のホールセラーの代理販売をしたところ、通常の販売手数料率は8%で、全国旅行割を適用する場合は5%になるという。ところが、旅行代金10万円。全国旅行割額4万円(40%)として、販売手数料は、(10万-4万)×5%=3,000円と提示されたという。10万×5%=5,000円と考えるのが普通で、他のホーセラーはそうした計算をしているとして、不当ではないかという。全ては契約で決まる 旅行業者間の販売手数料が問題となるのは、募集型企画旅行を企画・実施する...