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コロナで閑散とするNRTとLAX、ラピートも【フォトニュース】

  • 2020年3月23日

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けた航空会社の大量運休・減便により、世界中の空港から人影が消えている。通常であればほとんどの時間帯が賑わいを見せる、成田など主要空港のターミナルも現在は閑散としており、今回の感染拡大の影響の大きさを物語っている。

 日本政府は3月22日に米国全土を感染症危険レベル2(不要不急の渡航は止めてください)に指定するとともに、23日には米国からの入国者にホテルなどで2週間の待機を求めることを決定しており、引き続き国内外における人流の縮小は避けられない見通しだ。直前の20日の成田、21日のロサンゼルス国際空港の様子を写真で伝える。

  • 19日15時頃の成田の第2ターミナル。スーツケースを広げて荷物を整理する旅行者の姿も見られず、閑散としている

    ターミナル(成田)

  • 日本航空(JL)のチェックインカウンター。順番を待つ人の姿は見られず

    チェックインカウンター(成田)

  • 保安検査場を抜けた後には、営業しているドラッグストアと書店を発見。ただし人影はまばら

    店舗(成田)

  • 第2ターミナルの免税店はほとんどが休業していた

    免税店(成田)

  • 16時頃のJALファーストクラスラウンジ。利用者は10名程度で一部の食事は提供されていなかった。サクララウンジは50名ほどが利用。ともに3分の2が外国人で欧米人が多く、マスクをしている人は半分以下と少なめ

    ラウンジ(成田)

  • 17時過ぎのロサンゼルス行きJL62便を待つ人々。約150名の乗客の多くが米国人を中心とする外国人で、手ぬぐいで自作したと思われるマスクをした人も。搭乗時にはチェックイン時や保安検査時と同様、過去2週間以内の中国や欧州ヘの渡航歴を聞かれた

    搭乗口(成田)

  • 20日午前(現地時間)のロサンゼルス市内と空港を結ぶ道路。19日にカリフォルニア州政府が外出禁止令を発出したこともあり、空港に向かう車の数は少ない

    空港への道(LAX)

  • ロサンゼルス国際空港の出発階への入口。いつもは多くの車で混み合うが、この日はスムーズに到着

    空港の入口(LAX)

  • 航空会社のチェックインカウンターの様子。すでにカウンターを閉鎖してしまった会社も多く、ひと気がない

    チェックインカウンター(LAX)

  • JLのチェックインカウンター。11時台に成田行きと関空行きの便があったため、一時的に多くの人が集まった

    チェックインカウンター(LAX)

  • 利用者の代わりに、閑散とする空港内を取材する地元メディアの姿が

    地元メディア(LAX)

  • 空港内の飲食店は多くが休業していた。写真は日本でも展開している「コーヒービーン&ティーリーフ」

    飲食店(LAX)

  • 普段は長蛇の列ができる保安検査場も、この日は待ち時間ゼロ。チェックは通常通りで、特に厳格化されたりはしていなかった

    保安検査場(LAX)

  • 保安検査場を抜けてからも閑散とした眺めが続く。免税店はほぼ営業していたが、利用者も店員も少なかった

    店舗(LAX)

  • 関空から難波駅へと向かうラピートの車内もこの通り。その他の在来線も利用者は少なかった

    ラピート(関空)