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写真で見る「ITB Asia 2019」、ツーリズムEXPOとの違いは

  • 2019年11月27日

 メッセベルリン・シンガポールが主催し、今年で12回目を迎えたアジア最大級のBtoB専門旅行商談会「ITB Asia」がこのほど、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで開催された。国際的な金融センターの1つで世界経済フォーラムの最新の国際競争力ランキングでは1位となった同国に、「ツーリズムEXPOジャパン2019」を上回る132ヶ国と地域から、1万3000人以上が参加して2万7000件以上の商談が繰り広げられた同イベントはどのようなものだったのか。会場の様子を、1ページ目は「ITB Asia」ならではの光景、2ページ目は各ブースの様子を中心に写真で伝える。

  • 韓国は各自治体などのブースも大きく、すべてを合わせると国別では最大級の広さに。写真の京畿道に加えて、ソウルや釜山、済州なども出展した

    京畿道

  • フィンランドはオーロラをイメージさせる天井の照明が印象的で、商談も盛況。ラップランドのロヴァニエミや、フィンエアー(AY)も大きなブースで存在感を示した

    フィンランド

  • 小国ながら、欧州の主要国に匹敵する広さのブースを構えたアイスランド。こちらはオーロラに加えて氷河や溶岩原なども売りに

    アイスランド

  • ロシア勢も複数の自治体や企業などで一大エリアを形成した。写真はオペレーターとホテルによる合同ブースで、オーロラ鑑賞の穴場として知られるムルマンスクなどから参加

    ロシア

  • モスクワのブースには、BtoBの商談会には珍しい被り物のキャラクターが登場。来場者の記念撮影に応じていた

    モスクワ

  • ツーリズムEXPOには出展していないウクライナのブースを発見。首都のキエフなどをアピールしていた

    ウクライナ

  • ウクライナからは、チェルノブイリ発電所への現地ツアーを提供する旅行会社も参加。チェルノブイリは今やダークツーリズムの一大観光地

    チェルノブイリ

  • 長らくツーリズムEXPOに出展していないギリシャのブース。南欧ではこのほかイタリア、スペインなどが大きなブースを出展した

    ギリシャ

  • かつては鎖国政策で知られ、現在は観光客の受け入れに熱心なアルバニア。小粒なブースが多かった東欧では比較的目立っていた

    アルバニア

  • 昨年、今年とツーリズムEXPOにも出展したコーカサス地方のアルメニア。世界最古のキリスト教国で、ブランデーやワインの生産地としても知られる

    アルメニア

  • コーカサス地方の産油国で、近年は観光にも力を入れているアゼルバイジャンのブース。ツーリズムEXPOで毎年大きなブースを出展しているジョージアは、コーカサス3国では唯一参加しなかった

    アゼルバイジャン

  • 中央アジアからは、カザフスタンの最大都市のアルマティが単独で出展。そのほかウズベキスタンやトルクメニスタンからのブースも見られた

    アルマティ

  • 開催地のシンガポールはホールの入口近くの一等地に巨大なブースを出展した。連日納得の盛況ぶり

    シンガポール

  • シンガポールからはレジャー施設が集まるセントーサ島も独自のブースを出展。モニターを使って簡単なセミナーも実施した

    セントーサ島

  • 隣国のマレーシアは連邦政府観光局ではなく、自治体レベルで複数の出展。写真のペナンに加えて、ボルネオ島のサラワク州やサバ州などが参加し、バラエティ豊かな“マレーシア村”を築いていた

    ペナン

  • シンガポール以上の巨大なブースでアピールしていたのが、もう1つの隣国のインドネシア。ツーリズムEXPOでもおなじみの帆船が目を引く

    インドネシア

  • シンガポールと結びつきの強いインドも大型のブースを出展。シンガポール人の1割弱がインド系と言われており、同国では中国系、マレー系についで3番目に大きい民族グループを形成している

    インド

  • このほど全日空(NH)がチェンナイ線を開設し、注目を集めるインド南部のタミルナドゥ州も出展。インド系シンガポール人の6割が、同州を中心とするタミル語圏にルーツを持つという

    タミルナドゥ

  • 常夏の東南アジアでの開催ゆえか、米国のブースで最も大きかったのはアラスカ。初めて参加した隣のロサンゼルスのほか、ラスベガスなども出展した

    アラスカ

  • 昨年からツーリズムEXPOに出展しているドミニカ共和国による、中南米の政府観光局では唯一のブース。バイヤーはそれほど多くなかったが、存在感を示していた

    ドミニカ共和国