キャセイ、羽田国際線ターミナルにラウンジ開設、外航初

  • 2015年1月8日

 キャセイパシフィック航空(CX)はこのほど、羽田空港国際線ターミナルに「キャセイパシフィック・ラウンジ」を開設した。羽田空港に国際線を就航する外国航空会社が、自社ラウンジを設置するのは今回が初めて。ラウンジは国際線旅客ターミナル6階114番ゲート近くに位置し、ラウンジ内には、CXのラウンジの象徴という「ザ・ヌードル・バー」やフード・バー、バーを用意した。今回は報道関係者向けに披露されたラウンジの様子を写真で紹介する。

  • ラウンジは、ファーストクラス及びビジネスクラスの乗客、ザ・マルコポーロクラブのシルバー会員以上、ワンワールドのエメラルドまたはサファイアステータスの所有者が利用可能

    ラウンジの入口

  • CXラウンジの象徴である「ザ・ヌードル・バー」。7時30分から11時までは担々麺、ワンタン麺、お粥と香の物、和朝食、フレンチトーストを、11時から17時までは担々麺、ワンタン麺、ネギチャーシュー麺、チャーシューまん、ビーフカレー、ビーフドリア、フレンチトーストを提供する

    ザ・ヌードル・バー

  • ザ・ヌードル・バーで提供する担々麺。ピーナツペーストを使用しており、甘辛くまろやかな味になっている

    担々麺

  • ザ・ヌードル・バーで提供するワンタン麺。ラウンジ内の飲食サービスはホテルオークラのグループ会社が担当しており、ホテルオークラグループが空港のラウンジでサービスを提供するのは今回が初めてという

    ワンタン麺

  • CXラウンジ内で、初めて導入した「フード・バー」。10種類以上の軽食メニューを提供する

    フード・バー

  • フード・バーで提供する羽田ラウンジオリジナルパンやキッシュなど

    フード・バー

  • フード・バーではデザートなども豊富に用意。時間帯によって異なるメニューを提供する

    フード・バー

  • バーでは、CX特製のシグネチャーカクテルなどのアルコール類やソフトドリンクを提供する

    バー

  • フード・バー近くにあるテーブルとスツール。隣の席との間隔も広く、1人でも落ち着いて食事ができる

    ラウンジ内のテーブルとスツール

  • ビジネススペースの「ビューロー」。計4席のワークステーションを用意した。なお、ラウンジ内では無料WiFiを提供している

    ビューロー

  • ワークステーションでは2種類のOSを搭載したiMacとプリンターを各席に完備

    ビューロー

  • 東京国際空港ターミナル代表取締役社長の櫻井正志氏は記念式典で「羽田で最も眺めが良い」と説明。快晴の場合、富士山が見えるという

    ラウンジからの景色

  • ラウンジの天井と壁面にはサクラ材、床面にはライムストーン(石灰石)を使用。木や石などの天然資材を多用することで温もりを演出し、五感に優しく心地良い空間を創出した

    ラウンジ

  • ラウンジは3方向から自然光が差し込むように設計されている

    ラウンジ

  • ラウンジは新ブランドコンセプト「Softly spoken strongly felt(語り口はソフトでも強く感じてほしい)」に沿ってデザイン。新コンセプトを取り入れたラウンジは今回が初めてで、2015年にはマニラとバンコク、香港のファーストクラスラウンジで導入する予定という

    ラウンジの中央

  • ラウンジの総床面積は990平方メートルで、香港以外のCXラウンジとしては最大級の広さを誇る

    ザ・ヌードル・バー付近

  • 木材の仕切りが配置され、個室感の高い空間になっている。また、各テーブルの下に電源ソケットが完備されている

    ザ・ヌードル・バー付近

  • 滑走路側の窓際には、照明器具と電源ソケットを備えたサイドテーブルを用意

    ラウンジの窓際

  • 滑走路側の窓際には、一人がけのチェアとオットマンを用意。ゆったりとくつろぎながら、滑走路など外の景色を楽しむことができる

    ラウンジの窓際

  • バーの前に設置されているテーブルとチェア。家のリビングルームのような雰囲気になっている

    バー付近のテーブルとチェア