有田焼や食など地域の魅力発信へ、有田町がポニーキャニオンと包括連携協定
佐賀県有田町(松尾佳昭町長)は5月13日、音楽コンテンツ制作大手のポニーキャニオン(吉村隆社長)と、地域活性化や観光などのPRについて包括連携協定書を締結した。有田焼や食など地域の魅力の発信に関して連携を強化。協力してまちづくりを進めていく。
有田町は有田焼の郷として知られ、稲作、畜産地も盛ん。地域活性化支援にも取り組む同社とは地元が舞台のアニメ制作や、地元を走る松浦鉄道で「温泉むすめ」を活用したプロモーション事業などで協力してきた。
今回の連携協定では、有田町の産品、観光、移住▽産業・観光振興、地域経済の支援▽地域活性化―に関してプロモーションなどの施策検討について連携、協力する。
松尾町長は「総合エンターテイメント企業のノウハウを活用したタウンプロモーションや地域活性化などの取り組みを強化し、有田だからできる体験や交流を磨き上げながら魅力あふれるまちづくりを推進していく」、吉村社長は「同町の多彩な地域資源に高いポテンシャルと可能性を感じている。弊社のエンターテインメント見地のソリューションと掛け合わせ、同町のさらなる発展の一助を担う」とコメントしている。
松尾町長(右)と吉村社長
情報提供:トラベルニュース社