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【ニューヨーク現地レポート】規制緩和でエンタメ業界にも活気、4月~5月の一時帰国レポートも

  • 2022年5月24日

4月中旬から5月上旬の一時帰国

 筆者は4月の半ばに日本に一時帰国するためジョン・F・ケネディ空港を訪れました。2021年の6月にも一時帰国しましたが、そのときはほどんと人はおらず、すべての手続きがとてもスムーズでした。チェックインの際にも列に並んでいる人は誰もいなかったので、今までで最短で手続きが終わりました。しかし今年は、コロナ前よりは少ないですが、1年前よりも確実に人の数は増えていました。また、5月の初めにニューヨークに戻ってきたときには、税関で長蛇の列があり、1時間以上並びました。

 今回の帰国に関して一番大変だったのはやはりPCR検査の場所選びでした。現在はニューヨークで無料で検査を行っているところもあるのですが、日本帰国のためには日本が指定するフォーマットに結果を記入する必要があったため、それに記入してもらえるのかどうかが重要な点となりました。もちろん、フォーマット記入が約束されている日系の医療機関などで検査を受けることも可能ですが、数百ドルかかることが普通ですので、やはりコストをなるべく安く抑えたいと思っていました。結果、無料の機関に確認を取って日本のフォーマットに記入してもらい、無事に入国しました。ソーシャルメディアやインターネットで調べていると「ここで無料でやってもらった」、「同じところだけれども記入を拒否された」など、とにかくあらゆる情報が錯綜していて混乱するので、やはり直接問い合わせることが一番のようです。また、日本入国に関してもアメリカ入国に関しても、数週間に1回の頻度でルールが変わるため、本当に頻繁に最新の情報を手に入れる必要があります。

 航空券のチケットに関しては、筆者は諸事情があって5月の航空券を11月に予約しておりましたので、オミクロン株の前だったこともあってか費用は安く抑えることができました。しかし、同じ時期に日本へ帰国した友人によれば、直前に帰国を決めて航空券を買ったところ、やはり規制が緩和されて帰国者が増加したためか筆者が購入した倍近くの値段だったと言っていました。

春のニューヨーク

 ニューヨークの冬はとても長いです。10月の半ばごろから一気に気温が下がり始め、11月から4月あたりまではダウンコートが手放せない日々が続きます。しかし、5月に入ってようやく気温も上がり始め、春を感じるようになりました。暖かくなり始めたニューヨークでは、公園でバーベキューをする人も増えてきました。住宅街を歩くと、様々な植物を楽しむことができ、ブルージェイなどを含む鳥も戻ってきました。