アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク、「新型コロナウイルス」の影響‐続報 (5/05の状況)

  • 2022年5月6日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島、グリーンランド及びデンマークの状況をお知らせいたします。

いずれも現地到着後、隔離無しで即旅行が可能です。

■ アイスランドの状況

◎ 日本からの旅行者の出入国時の検疫要件

ワクチン未接種者、ワクチン接種2回完了者、ブースター接種完了者ともに、パスポートを所持していれば入国し旅行が可能です。

2022年2月末に100%コロナ以前に戻りました。

※2022年3月01日より、ブースター接種を完了した旅行者は、アイスランド出発72時間前以内に

 PCR検査を受け陰性証明書を取得し、日本到着地の空港でアプリ設定等の手続きを行い、

 唾液採取の定量抗原検査で陰性であれば検疫が終了~隔離が免除され、公共交通機関での帰宅が可能です。

 2回のワクチン接種済者も同様の手続きを経た後に公共交通機関で帰宅できますが、翌日から7日間の

 自宅隔離に入り、4日目にPCR検査を自費で受けて陰性を報告できれば、隔離が解除されます。

◎ 旅行者の入国条件

アイスランドは全ての検疫要件が撤廃されましたので、パスポートだけで入出国が可能です。

ロンドン、パリ、ヘルシンキ、コペンハーゲン等の欧州で同日乗り継ぎの場合「新型コロナウィルス感染症予防接種証明書」も「PCR陰性証明書」も所持することなく日本発の航空機に搭乗でき、アイスランドに入国後すぐに観光が可能です。

(ロンドン経由の際、往復ともPLF: Passenger Locator Formは不要です。)

実際に渡航される際は、宿泊を伴う乗り継ぎの場合も含め、所管の在日本大使館やご利用の航空会社にご確認ください。

◎ 到着時の自己隔離

免除

◎ 出国の手続き

日本帰国時の検疫要件のために現地でPCR検査を予約し、出発の72時間前以内にPCR検査を受け(7,000,ISK)、約8時間後から最長36時間以内に発行される陰性証明書を受領し、空港で搭乗手続き時に提示して出発します。

日本の厚生労働省指定の陰性証明書作成のためには、別途手続き(5,895 ISK)が必要ですが、アイスランドの陰性証明書で日本の検疫をクリアできることを確認済です。

◎ 出国前に陽性反応が出た場合

自己隔離で療養後、PCR陰性証明書を取得し、上記手順に従い出国となりますので、当該コストをカバーする任意の海外旅行保険への加入をお勧めいたします。

◎ アイスランド国内のワクチン接種及び感染状況等

* 国内新規陽性者 --- 58名

* 入院者数 --- 4名(うち集中治療室に0名)

* 死亡者累計 --- 119名

* 累計感染者数 --- 185,795名

5歳以上の81%が2回の接種を完了。16歳以上の70%がブースター接種を完了しております。

国民の70%以上が既に感染し集団免疫ができております。

PCR検査は、2022年4月29日よりレイキャビクの「Sudurlandsbraut 34」から

「Alfabakki 16」に場所が変更となりました。

■ フェロー諸島の状況

◎ 日本からの旅行者の出入国時の検疫要件

ワクチン接種有無に関わらず、パスポートを所持していれば入国・旅行が可能です。

※2022年3月03日より、ブースター接種を完了した旅行者は、フェロー諸島出発72時間前以内に

 PCR検査を受け陰性証明書を取得し、日本到着地の空港でアプリ設定等の手続きを行い、

 唾液採取の定量抗原検査で陰性であれば検疫が終了~隔離が免除され、公共交通機関での帰宅が可能です。

 2回のワクチン接種済者も同様の手続きを経た後に公共交通機関で帰宅できますが、翌日から7日間の

 自宅隔離に入り、4日目にPCR検査を自費で受けて陰性を報告できれば、隔離が解除されます。

◎ 旅行者の入国条件

上述の通り、パスポートを所持していれば入国・旅行が可能です。

※PCR陰性証明書は2022年2月01日以降不要となり、入国後2日目の無料のPCR検査の

 再受診の推奨も無くなりました。

※機内・空港・公共交通機関でのマスク着用は義務ではなく「推奨」となります。

◎ 到着時の自己隔離

免除

◎ フェロー諸島内のワクチン接種及び感染状況等

収束を踏まえ、同国の保健当局は2022年3月01日をもって感染者数等のアップデートを終えております。当局が発表した最後の数字は以下の通りです。

* 入院者数 --- 6名

* 死亡者累計 --- 31名

* 累計感染者数 --- 34,237名

5~11歳のワクチン接種が進み、4回目接種が進んでおります。

12歳以上の人口で見ると、現在91.2%が2回目の接種を終え、18歳以上の52.7%が3回目の接種を終えております。

◎ その他情報

ヴァーガル空港を現在の3倍規模に拡張する計画が進行しております。

■ グリーンランド

◎ 日本からの旅行者の出入国時の検疫要件

2回のワクチン接種証明書があれば入国・旅行が可能。また、出国時はパスポートだけで搭乗が可能です。

(2022年6月02日までの措置)

※2022年3月03日より、ブースター接種を完了した旅行者は、グリーンランド出発72時間前以内に

 PCR検査を受け陰性証明書を取得し、日本到着地の空港でアプリ設定等の手続きを行い、

 唾液採取の定量抗原検査で陰性であれば検疫が終了~隔離が免除され、公共交通機関での帰宅が可能です。

 2回のワクチン接種済者も同様の手続きを経た後に公共交通機関で帰宅できますが、翌日から7日間の

 自宅隔離に入り、4日目にPCR検査を自費で受けて陰性を報告できれば、隔離が解除されます。

◎ 旅行者の入国条件

グリーンランド行き航空便の搭乗手続き時と到着時に、2回目接種から14日以上経過した「新型コロナウィルス感染症予防接種証明書」(1年以上経過していないこと)を提示します。感染歴がある人は、グリーンランド医師会発行の「2回のワクチン接種証明書免除を証明する証明書」を提示します。

※PCR陰性証明書は2022年2月01日以降不要となりました。

※機内・空港・公共交通機関でのマスク着用は義務ではなく「推奨」となります。

 → Travelling to Denmark as a tourist

  https://en.coronasmitte.dk/travel-rules/covidtravelrules

◎ 到着時の自己隔離

免除

◎ グリーンランド内のワクチン接種及び感染状況等

感染者数等のアップデートが終了となり、当局が発表した最後の数字は以下の通りです。

* 入院者数累計 --- 191名

* 累計死亡者数 --- 21名

人口の68%が2回目のワクチン接種を完了しております。

首都ヌークで3回目の接種が進み、5~11歳のワクチン接種も進んでおります。

医師会の代表が感染は完全に収束したと説明しております。

■ デンマーク

◎ 日本からの旅行者の出入国時の検疫要件

2022年3月29日 午前0時から全ての入国制限が解除され、ワクチン未接種者、ワクチン接種2回完了者、ブースター接種完了者ともに、パスポートのみで入国・旅行が可能です。

※2022年3月03日より、ブースター接種を完了した旅行者は、デンマーク出発72時間前以内に

 PCR検査を受け陰性証明書を取得し、日本到着地の空港でアプリ設定等の手続きを行い、

 唾液採取の定量抗原検査で陰性であれば検疫が終了~隔離が免除され、公共交通機関での帰宅が可能です。

 2回のワクチン接種済者も同様の手続きを経た後に公共交通機関で帰宅できますが、翌日から7日間の

 自宅隔離に入り、4日目にPCR検査を自費で受けて陰性を報告できれば、隔離が解除されます。

◎ 旅行者の入国条件

上述の通り、全ての検疫要件が解除されました。

 → Travelling to Denmark as a tourist

  https://en.coronasmitte.dk/travel-rules

◎ 到着時の自己隔離

免除

◎ デンマーク国内のワクチン接種及び感染状況等

* 感染者数 --- 170,834名

* 入院者数 --- 539名(うち集中治療室に9名)

* 死亡者累計 --- 6,218名

* 累計感染者数 --- 3,120,933名

* PCR検査数累計 --- 65,868,511件

検査陽性率は10.76%です。

国民の81.9%が2回目の接種を完了、61.8%が3回目の接種を完了しております。

感染時でも無症状、軽症の場合は隔離期間が4日間に短縮されております。

無料抗原検査場が廃止となりました。また、濃厚接触時もPCR検査は不要とされました。

今後は病院の訪問者もスタッフもマスク着用は義務ではなくなります。

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会