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【バルセロナ現地レポート】活気を取り戻しつつある観光地、今年は三大祭りも開催

  • 2022年5月9日

 初めまして。スペイン・バルセロナ在住の斉藤と申します。この度皆様に世界の訪問旅行客数第2位(年間8000万人以上)で絶大な人気を誇るスペイン、その中でも特に人気のバルセロナより「現地レポート」お届けすることになりました。どうぞよろしくお願い致します。

※本記事は2022年4月19日時点の情報を基に執筆しています。

地元の人々にも人気のビーチ、バルセロネータ

 スペインはイースターを迎え、観光地のホテルの予約状況はどこも8割以上まで回復してきています。室内マスク義務については、国内ではまずガリシア州の飲食店内で解除され、マドリード、バルセロナのあるカタルーニャなどその他の州も4月19日から解除されました。観光に関してはかなり平常時に近づいており、衛生上の規制や義務などの不便さも徐々に取り除かれてきています。なお、日本の外務省による渡航レベルは、4月現在レベル2となっています。

 ロシアによるウクライナ侵攻については、ヨーロッパEU圏内や北米、南米、その他の国際線の顕著な減便などの影響は今のところ見られず、これらの地域やスペイン国内に関しては現状ほぼ正常と言えます。スペインから日本への飛行時間は、迂回の影響でロシア上空通常空路より最低4時間以上余計にかかっているようです。また食材原料及び燃料の大幅な値上がりを受け、ホテル宿泊代はかなり値上がり傾向にあり、飲食店も概ね10%から20%値上げしています。偏りも少しありますが、スーパーの一部食材や飲料なども値上がり傾向にあります。

本来の姿を取り戻しつつあるバルセロナ

 スペイン全体での2021年の観光客数は、2019年対比で約6割でした。2月末から3月初旬に開催されたバルセロナでの一大イベント「モバイル・ワールド・コングレス(MWC 2022)」にも、コロナ前には10万人とも言われた参加者数の約6割にあたる6万人が訪れました。館内では要マスク着用で簡単な入場者健康チェックもあったものの、日系企業の参加も見られ、本来の姿に近づきつつあるものでした。

 観光客で賑やかなバルセロナ市内の様相に戻りつつある一方、コロナ前にオーバーツーリズムの要因として問題になっていた大型バスの市内駐停ポイントは、そのままほぼ廃止となりました。今後は大型観光バスでの市内移動から、ミニバンや小型バスによる移動が主体になると思われます。

 バルセロナは、地中海のみならず世界的にも有数のクルーズ寄港地としても人気で、2013年には乗降客数260万人を記録し、ヨーロッパ内で1位を誇りました。その後もクルーズ需要はカタルーニャ州の観光収入における重要な役割を担ってきましたが、2020年には年間乗降客数が前年比で約9割落ち込みました。しかし翌2021年には、ハイシーズンである7月の同月比較では2019年比約9割まで回復。今年に入ってさらに以前のような活気を取り戻しつつあります。

バルセロナ市を一望する山側の高台よりサグラダ・ファミリアを望む

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