インドネシア、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2022年4月8日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のインドネシアの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 最新情報

* ジャワ、バリでの活動制限が、2022年4月18日まで延長されました。

* 活動制限レベル2の地域では、飲食店やショッピング・モールの営業時間が22:00まで

 延長されました。

 詳細は以下のリンクをご参照ください。

 →https://www.id.emb-japan.go.jp/oshirase22_69.html

■ 入国制限

2022年4月06日、ジャカルタのスカルノハッタ国際空港を含む主要空港等における日本人に対する観光及び政府用務目的の特別到着ビザ(VOA)の発給が開始されました。

1. 2022年4月05日、インドネシア法務人権省入国管理総局は、インドネシアの

 主要空港等における観光及び政府の公務目的の特別到着ビザに関する回章を発出しました。

 同回章は4月06日から発効し、スカルノハッタ国際空港を含む主要空港等において、

 日本を含む43ヵ国の国籍の外国人に対し、観光及び政府用務目的の特別到着ビザ

 (Visa on Arrival: VOA)の発給を開始するとしています。

2. 特別到着ビザ(VOA)の概要は以下のとおりです。

1) 実施される空港等

〔空港〕

 スカルノハッタ国際空港(ジャカルタ)

 イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港(バリ)

 クアラナム国際空港(北スマトラ)

 ジュアンダ国際空港(東ジャワ)

 ハサヌディン国際空港(南スラウェシ)

 サム・ラトゥランギ国際空港(北スラウェシ)

 ジョグジャカルタ国際空港(ジョグジャカルタ)

〔海港〕

 リアウ諸島州内の8海港

〔地上国境〕

 西カリマンタン、東ヌサ・トゥンガラ及び北カリマンタンの4地上国境

2) 必要書類

* 残存有効期間が6か月間以上ある旅券

* 復路の航空券又は他国に向かう航空券

* 新型コロナウイルス対策ユニットが定める医療保険加入書

 (保険内容が新型コロナに罹患した場合の治療費・移送費等に対応していること。

  特別到着ビザでの入国の際には、空港で加入書の提示を求められる可能性があります。)

* 政府用務目的の場合は、インドネシア政府機関が発行する会議への招待状等

3) 目的

 観光目的又は政府関係用務のみ

4) 内容

* 特別到着ビザに基づく訪問滞在許可により、最長30日間の滞在が可能で、

 外国人の居住地を管轄する入国管理局で最長1回、30日間の延長ができる。

* 特別到着ビザ保持者は、新たな査証申請による新規滞在許可の申請はできない。

* 特別到着ビザ保持者は、インドネシアのいずれの出国審査ポイントからでも出国可能。

* 特別到着ビザの料金は、50万インドネシア・ルピア。

■ 現地到着後の対応

◎ インドネシアの入国に際し、2回以上ワクチンを接種している場合、ホテル隔離は不要になりました。

 これにより、インドネシアの入国に際し、2回以上ワクチンを接種している場合や、健康上の理由で

 未接種であるとの国立病院発行の診断書を携行する場合は、ホテル隔離は不要とされました。

 また18歳未満は、ワクチン接種証明書の提示は不要とされました。

 ワクチン接種回数が1回以下の場合には、5×24時間のホテル隔離が必要。

 (ただし、18歳以上の外国人は、入国に際して2回以上のワクチン接種証明書が必要。)

◎ インドネシア到着時のPCR検査は廃止されました。

 ただし、到着時の検温等健康確認において、新型コロナウイルス関連の症状や発熱が認められた場合は、

 検査を行うとされています。

 また、海外(医療)保険加入書について、空港での確認は行われてないとの情報に接しています。

(1) 入国可能な空港・港湾に、以下が追加となりました。

 北スマトラ州・クアラナム空港、

 南スラウェシ州・スルタン・ハサヌディン空港、

 ジョグジャカルタ特別州・ジョグジャカルタ空港、

 リアウ諸島州(カリムン島)・アンジュン・バライ・カリムン港、

 リアウ州・ドゥマイ港

(2) 到着時に検温等の健康確認が行われ、新型コロナウイルス関連の症状が確認されず、

 体温が37.5度未満の場合、到着時のPCR検査は不要。

(3) 健康確認で症状が認められた場合や、体温が37.5度以上の場合は、PCR検査が行われる。

 外国人の場合、検査費用は自己負担。PCR検査を受けた場合は、空港からホテル又は自宅に直行し、

 ホテル又は自宅でPCR検査の結果を待つ。PCR検査の陰性結果が判明するまでは部屋から出ず、

 他人とコミュニケーションを取らない。

 PCR検査結果が陰性であれば、通常の活動が可能。

(4) 到着時にPCR検査を受けた者と健康上の理由でワクチン未接種である者(国立病院発行の診断書携行)

 についてのみ、入国後14日間の自主的な健康観察を推奨。

(5) 出発前30日以内に陽性となった場合、出発国の国立病院又は保健省発行のコロナ快復証明書を

 提示すれば、入国時のワクチン接種証明書及びPCR検査の陰性証明書の提示は不要。

■ その他

◎ 州・県・市の境を越える国内移動において、ワクチンを2回接種済みの場合はPCR検査

 又は抗原検査の陰性証明書の提示が必要とされ、3回接種済みの場合は陰性証明書不要とされました。

◎ ワクチン接種状況(3月30日現在)

 1回目ワクチン接種: 196,354,667人

 2回目ワクチン接種: 159,025,975人

※インドネシア総人口: 270,200,000人

以上、ご注意ください。

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社日本海外ツアーオペレーター協会