シンガポール、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
「新型コロナウイルス」の影響について、現在のシンガポールの最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2022年3月28日時点の総感染者数は1,072,005名
■ 行政・その他機関からの発表
シンガポール政府は2022年2月25日から予定していた規制緩和策を直近の国内感染者数の急増により延期していましたが、改めて3月15日より開始する旨を発表。
■ 行政・その他機関からの発表
シンガポール政府は、コロナ共存に向け「大きな転換点を迎えた」とし、
2022年3月29日より、集会や飲食店での人数制限を現在の5人から10人に引き上げ、
22:30以降のアルコールの販売と消費に関する飲食店の現在の制限を解除、
また勤務についても最大75%の職場復帰を認め、屋外でのマスク着用義務を撤廃するなど
行動規制を大幅に緩和することを発表。
また、VTL(ワクチントラベルレーン)を撤廃し、4月01日に完全にワクチン接種されたすべての旅行者に国境を再開することも発表。
■ 入国制限
◎ 日本からの入国制限
2022年4月01日からの日本を含む海外からの短期滞在目的(旅行含む)でのシンガポール渡航について
〔入国条件〕
ワクチン接種完了者であること、もしくは12歳以下(ワクチン接種有無不問)
※ワクチン接種完了者とは:
ファイザーワクチンを2回接種し、2回目から17日以上経っていること。
モデルナワクチンを2回接種し、2回目から24日以上経っていること。
アストラゼネカワクチンを2回接種し、24日以上経っていること。
その他、シノバックやシノファーム等に関しても規定あり。
〔入国に際し必要なもの〕
* SGD$30,000以上の補償額の保険に加入必要
* 到着72時間前までに電子入国カードの記入
(旅行歴記入、QRコード付デジタルワクチン接種証明書の添付)
→ デジタルワクチン接種証明書の取得が難しい方は名前、パスポート情報、
ワクチン接種国、ワクチン名、ワクチン接種日が記載された書面証明書でも可
* 出発2日前に国際的に認可されているクリニック、医療施設でのPCR/ART検査受診、
英語での陰性証明書取得
* アプリ「traceTogether」のダウンロード
※シンガポール入国前7~90日前にコロナウイルス感染歴のある方は医師による退院証明書
またはPCR/ART陰性証明書が必要。
■ 規制・宣言・外出制限況
2022年3月29日より大幅に規制が緩和され、市内におけるグループ行動は5名→10名まで、店内飲食も10名まで認められる。22:30以降の飲食店による酒類提供も再開。
また、屋外でのマスクを着用義務がなくなる。
■ ワクチン接種・計画状況
2022年3月27日現在ブースター接種を完了した国民は71%程度となっている。
■ 街中の様子
2022年3月現在、オフィス勤務は50%程度まで認められ、オミクロン株の市中感染は起きておりますが、市街地や公園などは週末を中心に多くの人出で賑わっています。
また、3月29日より、オフィス勤務やイベントが75%まで認められ、また店内飲食も5名→10名までとなり、22:30以降の飲食店による酒類提供も認められることから、さらに多くの人出で賑わうことが予想されます。
市内公共交通機関は通常運行、市内については全く混乱は生じておりません。
国内におけるコロナによる死亡者は2021年9月から増加傾向にありましたが、デルタ株の収束と共に減少傾向に転じており、3月13日現在合計1,139名と引き続き少なく抑えられています。
また、国内の病院は現在まで医療崩壊の状況にはありません。
以上、ご注意ください。