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ハワイの「今」を駐在員の視点から-2年ぶりの門戸開放、コロナ禍中に変わったことは

 4月を迎え、子供たちは6月から始まる夏休みまでの最終学期の勉強に励んでいます。新型コロナウイルスの流行により設けられていた行動制限も廃止され、卒業式など学校で行われる大きなイベントも2年ぶりに通常開催になるのではと楽しみにしています。

 いいお天気が続いているハワイの天候ですが、昨年12月には大雨で大騒ぎをしていたのに今度は全島規模で20年ぶりの干ばつのようで、大雨で繁殖した草木が枯れ木となり、火災が起きやすい状態になっていると報じられています。

 ワイキキは、春休みということもあり、タウンもビーチも観光客で賑わっていました。ほとんど米本土からの旅行者でしたが、時折、日本語の会話を耳にすることもありました。先月から実施されている日本側の入国制限緩和の効果を感じ始めています。

 PCR検査が求められるなど、まだ制約のない往来への障害は残っていますが、2020年3月23日に閉じてしまったハワイの門戸は完全に再開を始めました。ハワイ訪問の計画の参考にしていただけるように、コロナウイルスの現況と2年前とは異なっていることをいくつかレポートします。

ワイキキ名物、カラカウア大通りのパレードが帰ってきました!

ハワイのコロナウイルス感染状況

 3月末時点でのハワイ州の新規感染者数比(7日間移動平均値)は以下となっています。

市郡陽性率州全体ホノルルマウイハワイカウアイ
新規感染者数(1月)-3282.4名2243.7名489.9名339.3名209.6名
新規感染者数(2月)3.6%303.6名183.7名37.1名54.0名28.7名
新規感染者数(3月)2.9%87.0名64.0名12.0名6.0名5.0名
2022年3月23日現在:State of Hawaii, Department of Health

  毎日発表されていた新規感染者数は、3月9日より週1回(水曜日)しか公示されなくなりました。自宅で行える簡易検査キットの普及により実態が正確に反映できないことが理由のようです。ただ、政府による無料の抗原検査場は引き続き用意されています。

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