ノルウェージャンクルーズライン、徹底した感染対策とジャパンオフィスからのサポートの2本柱で販売増へ、新造船「プリマ」など積極投資も[PR]

  • 2022年4月5日

革新を重ねた「ノルウェージャン プリマ」

茂木 新造船の「プリマ」について、改めてその特徴をご説明いただけますか?

ホランド ノルウェージャン プリマは6隻予定されているプリマクラスの1隻目で、このプリマクラスはNCLにとって10年ぶりとなるまったく新クラスとして革新に革新を重ねて開発してきました。

ほんの一例をご紹介すると、通常の船ではエンジンを船尾に配置するのですが、プリマでは船体の中央に設置しました。この結果として何が変わるかというと、客船の後部スペースを活用できるようになり、4,088平方メートルもの新しいウォーターフロントエリア「オーシャンブルバード」を世に出すことができるようになったのです。

広大なアウトドア、インフィニティプールを備えた目の前に海が広がるインフィニティビーチで水平線に向かって泳いだり、「インダルジフードホール」で世界中の味覚を楽しむことができます。

「オーシャンブルバード」は船全体を一周する広大な屋外通路で、インフィニティプールやカバナなどを配置。海の上にせり出したガラスの床の通路も

また、新造船のなかでも最も広いアウドドアデッキスペースや、NCLにとって史上最大となるインサイド、オーシャンビュー、バルコニーの各ステートルーム、さらにスタンダードのステートルームカテゴリーとしてはブランド史上最大のバスルームとシャワーを備えていることなども特徴です。

さらに、船の上では初めて3階建てのゴーカートコース「プリマ スピードウェイ」を搭載したほか、10階分の高さを滑り降りる「洋上最速」のフリーフォールスライド「ザ ドロップ&ザ ラッシュ」が特徴です。さらにサステナビリティの面でも、窒素酸化物の削減や排ガス浄化を実現する最先端の装置を搭載したほか、業界最先端の排水処理システムも導入しています。

トップデッキには「洋上最速」のウォータースライドや、優雅にくつろぎながらシャンパンなどを楽しめる「バイブビーチクラブ」などを配した

なお、ノルウェージャン プリマの就航は今年8月にアイスランドでゴッドマザーとして任命された人気ポップスター、ケイティ・ペリー参加で命名式を予定しています。来夏には2隻目のノルウェージャン ビバが地中海クルーズで運航を開始することも決まっています。

茂木 コロナ禍でも未来への投資は惜しみなく続けているということですね。

ホランド はい。現在は各国で積極的なマーケティング活動も再開しているところで、日本でもYouTubeなどで日本語のプロモーション広告を放映するなど、海外渡航規制緩和後に向けて先手を打っています。

茂木 「プリマ」はイタリア語で「ファースト」の意味ですね。たしかNCLでは「ゲストファースト」も理念とされていたかと思います。

ホランド その通りです。プリマはブランドの進化を象徴する船と言えます。

 それに加えてNCLでは「フリースタイル クルージング」もコンセプトとして掲げており、エンターテイメントだけでなく幅広いダイニングオプションで好きな時にお好みのお食事を、お客様が思いのままにお楽しみいただけるクルーズをご提供しています。

食事のクオリティの高さは折り紙付き

 エンターテイメントのクオリティーも高いと評判で、例えばブロードウェイで人気を博してトニー賞にもノミネートされた「サマー:ザ・ドナ・サマー・ミュージカル」など話題の作品がお楽しみいただけます。その舞台となる3階建ての劇場、プリマシアターは、ラスベガススタイルのナイトクラブとなり、ライブDJや最先端のライトショーを駆使したパーティーをお楽しみいただけます。