シンガポール、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
「新型コロナウイルス」の影響について、現在のシンガポールの最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2022年2月21日時点の総感染者数は567,355名
■ 行政・その他機関からの発表
シンガポール政府は、新型コロナウイルスの感染対策規定を簡素化すると発表した。
・グループサイズ
・マスク着用
・職場の要件
・セーフディスタンス
・入場制限
を「5つのパラメーター」と設定し、それぞれの内容を緩和・厳格化する。
今回の見直しにより、職場での5人以内のグループ活動などが可能となった他、
セーフディスタンスは、「マスク非着用時は1mの対人距離を保持」に変更され、マスクを着用していれば個人間やグループ同士の距離を1m以上に保つ必要はなくなることが判った。
2022年2月25日から適用される予定。
■ 入国制限
◎ 日本からの入国制限
シンガポール政府が定めた新型コロナウイルスの「ハイリスク国」に日本が指定されており、シンガポール国民(永住者含む)、もしくは労働パス及び帯同者パス(EP、S Pass、DP等)を含む等の長期滞在パスを持っている人以外、日本からシンガポールへの入国はできません。
◎ 日本以外からの入国制限
海外からの旅行者受け入れ対象国はドイツ、ブルネイ、米国、カナダ、英国、フランス、スペイン、イタリア、オランダ、デンマーク、オーストラリア、韓国、マレーシア、フィンランド、スウェーデン、インド、インドネシア。
各国感染とワクチン接種状況に応じて分類する下記4つのカテゴリーに分類される。
* カテゴリー1 --- 入国時にPCR検査を受けて陰性であれば、隔離の必要なし。
* カテゴリー2 --- PCR検査に加え、入国後7日間の隔離義務あり。隔離先については自宅も許可。
* カテゴリー3&4 --- 全て、指定宿泊施設での10日間の隔離となる。
■ ワクチン接種・計画状況
2022年2月19日現在ブースター接種を完了した国民は66%程度となっている。
■ 街中の様子
2022年1月現在、オフィス勤務は50%程度まで認められ、オミクロン株の市中感染は起きておりますが、市街地や公園などは週末を中心に多くの人で賑わっています。
市内公共交通機関は通常運行、市内については全く混乱は生じておりません。
国内におけるコロナによる死亡者は21年9月から増加傾向にありましたが、デルタ株の収束と共に減少傾向に転じており、2022年2月20日現在941名と引き続き少なく抑えられています。
また、国内の病院は現在まで医療崩壊の状況にはありません。
以上、ご注意ください。