【ニューヨーク現地レポート】ホリデーシーズンで賑わう市内、旅行は近場が人気に
屋内施設の利用にはワクチン証明書が必須
現在ニューヨークでは、レストランやフィットネスクラブを含む屋内施設を利用する場合、5歳から11歳は最低1回のワクチン接種、12歳以上であれば最低2回のワクチン接種が義務付けられています。筆者もレストランや劇場に入る際は必ず証明書の提示をしてきました。ニューヨーク州では全年齢のワクチン接種率は1回目が84%、2回目が72%、そして12歳以上の2回目接種率が82%と、アメリカ全体の中でも高い接種率が報告されています。
また、現在は冬で寒い日が続いていますが、ソーシャルディスタンスを考慮して屋外ダイニングを利用する人も多いようです。屋外ダイニングでは、中にヒーターを設置してカーテンで区切ることで熱を外に逃がさない工夫をしているところもあります。
ホリデーシーズン
コロナウィルスがいまだに流行っているとはいえ、12月はホリデーシーズンなので、ニューヨークでも数多くのイベントが開催されました。ミッドタウンに位置するブライアントパークで毎年行われているホリデーマーケット、ウィンターヴィレッジでは、毎日のオミクロン関連のニュースにも関わらず、連日歩くのも困難なほど多くの人が集まりました。170近くものお店がパーク内に立ち並び、アパレル商品やジュエリーなどが主に販売され、ベーカリーやコーヒーなど、温かい食べ物なども売られていました。家族やお友達へのホリデーギフトを買いに来た方も多いでしょう。
また、ニューヨークの冬のアクティビティで有名なものはアイススケートですね。ブライアントパークにもスケートリンクがあり、3月6日まで解放されています。こちらのスケートリンクは無料で利用できますので、連日多くの人が楽しんでいます。
79フィートの高さを誇るクリスマスツリーで有名なロックフェラーセンターでは、12月1日に点灯式が行われました。12月半ばに筆者が訪れた時は、ツリー付近では交通整備がされていて車両進入禁止の場所も多く、大変な賑わいとなっていました。
筆者がマンハッタンを訪れた時の主観では、電車内や劇場などの屋内では、ほぼ100%の人がマスクを着用していますが、一歩外へ出るとマスクをしている人は6割から7割であると感じました。マスクを着用していても、鼻の下にかけていたり顎まで下げている人も多くいました。
次ページ >>> コロナ禍中の旅行先