シンガポール、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年9月30日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のシンガポールの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年9月27日時点の総感染者数は87,892名

■ 行政・その他機関からの発表

シンガポール政府は感染急拡大を受け、2021年9月27日~10月24日まで行動制限の強化を発表しております。これを受け、

* 市内におけるグループ行動は2名まで、

* ホーカーセンター&コーヒーショップは2名まで、

* レストラン等でのワクチン接種者の店内飲食は2名まで

* スポーツ活動も室内・屋外問わず2名まで

となりました。

■ 日本からの入国制限

シンガポール政府が定めた新型コロナウイルスの「ハイリスク国」に日本が指定されており、シンガポール国民(永住者含む)もしくは長期滞在パス(労働パス及び帯同者パス、EP,S Pass,DP等を含む)を持っている方以外、日本からシンガポールへの

入国はできません。

■ 日本以外からの入国制限

短期滞在目的(長期ビザを持っていない人=旅行者や出張者)での入国を禁止。

8月19日現在、各国・地域の感染とワクチン接種状況に応じて4つに分類。

* カテゴリー1

 入国時にPCR検査を受けて陰性であれば、隔離をする必要がない。

* カテゴリー2

 PCR検査に加え、入国後7日間の隔離義務あり。

 但し隔離先については、国民と長期ビザ保有者のみ自宅での隔離を許可。

* カテゴリー3

 ワクチン接種者については、条件を満たせば自宅隔離が認められる。

 ※日本からの渡航者はカテゴリー3に分類される。

* カテゴリー4

 全て指定宿泊施設での14日間の隔離となる。

■ 規制・宣言・外出制限

以下の「ワクチン接種別対策」を開始済。

* ワクチン接種者の市内におけるグループ行動は5名まで。(未接種者は2名まで)

* ホーカーセンター、コーヒーショップは2名まで

* 他のレストラン等でのワクチン接種者の店内飲食は5名まで

* イベント時の制限人数緩和(参加者のワクチン接種が条件)

■ ワクチン接種・計画状況(9月24日現在)

 2回接種済: 4,566,329名(人口比 80%)

 9月14日からは60歳以上の国民を対象に3回目のブースター接種が開始された。

 10月04日からは50歳以上の国民を対象に行われる。

■ 街中の様子

9月に入り感染者が急増する事態になっておりますが、ワクチン接種者が全国民の8割に達していることから引き続き行動制限は厳格化せず、市内は繁華街を中心に以前と同じような賑わいを見せておりました。

しかしながら、感染の更なる急拡大に伴う医療ひっ迫を未然に防ぐべく、2021年9月27日より規制強化に踏み切りました。これにより市内の人流がどう抑制されるかが注目されます。

なお、市内公共交通機関は通常運行、また、国内における新型コロナウイルスよる死亡者は78名(9月26日現在)と非常に低く抑えられていることもあり、国内の病院は現在まで医療崩壊の状況になく、市内や病院などにも全く混乱は生じておりません。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会