香港、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年9月22日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在の香港の最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年9月20日時点の総感染者数は12,161名

■ 行政・その他機関からの発表

◎ 営業規制(2021年9月29日まで有効)

1) レストラン

 従業員・客のワクチン接種状況によりA~D類の緩和要件あり。

 基本は1卓の人数制限は4名。収容人員は50%まで。

2) 特定商業施設

 スポーツ施設、ゲームセンター、エステ、ネイルサロン、マッサージ店、ジム、

 ボーリングやビリヤード等のアミューズメント施設、映画館等のエンターテイメント、

 パーティルーム、クラブハウス、ナイトクラブ、カラオケ、麻雀、プール

 は条件付きで再開

◎ 集団制限、及びマスク着用規制(2021年9月29日まで有効)

1) 公共の場での集団制限は4名まで。違反時はHK$5,000の罰金。

2) 公共の場・公共交通機関利用時のマスク着用の義務付け。違反時はHK$5,000の罰金。

◎ 香港への入境者に対する検疫措置

* 香港在住者

 以下の対象者で条件を満たす者は、強制検疫期間14日間。

 ワクチン未接種者は21日間+自己観察 7日間。

〔条件〕

 ・入境時の核酸検査で陰性

* 非香港居民

以下の対象者について入境を認め、条件を満たす者は強制検疫期間14日間+自己観察7日間。

〔条件〕

 ・入境日またはその前14日間、

  グループB(高リスク国: 現在日本はここに分類)

  グループC(中リスク国)

  台湾にしか滞在歴のない者

 ・ワクチンの完全接種(入境前にワクチンを所定の回数接種し、かつ14日間が経過)

 ・入境時の核酸検査で陰性

 ・過去3ヵ月以内の抗体検査で陽性

  (ただし香港政府が認める機関によるもので、8月中旬には香港空港内に検査施設を

   稼働させるとのこと)

◎ 中国本土からの入境について

中国国内の中高リスク地域、あるいはマカオに滞在歴がない旅行者は隔離が免除されるが、到着前に陰性証明を提示し、香港滞在中も数回の検査を受けることが求められる。上限は1日2,000人。

■ 入国(入境)・外出制限

◎ 入国制限

ワクチン完全接種者のみ入境可能。

A、B、Cと各国をランク付けしており、それぞれ入境要件が異なる。

* A(高リスク)

 米国、フランス、オランダ、ブラジル、インド、ネパール、パキスタン、マレーシ

ア、

 フィリピン、南アフリカ共和国、アイルランド、インドネシア。

* B(中リスク)

 日本、カナダ、ドイツ、英国、韓国、オーストラリアなど。

* C(低リスク)

 ニュージーランド。

◎ 日本からの入国制限

* ワクチン完全接種者

 14日間の強制検疫+7日間の自己観察にて入境可能。

* ワクチン完全接種者、かつ抗体検査「陽性」結果の場合

 7日間の強制検疫+7日間の自己観察にて入境可能

* ワクチン非接種者

 入境不可

◎ ワクチン接種・計画状況

* 利用予定のワクチンは下記の2種類。個人が選択可能。

 上海復星医薬(華)&ビオンテック(独)

 シノバック・バイオテック(華)

* 9月20日現在、1回目接種者が65%を越えた。

 政府は接種センターの設置期間を9月末から12月末へと延長。(29ヵ所から21ヵ所に減)

■ 規制・宣言・外出制限

4名以上の公共の場での集まりの禁止。(~2021年9月29日まで)

※職場、婚礼、葬儀などは除く

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会