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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク、「新型コロナウイルス」の影響‐続報 (9/12の状況)

  • 2021年9月13日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島、グリーンランド及びデンマークの状況をお知らせいたします。

日本の厚生労働省・各自治体が発行する「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」(和英)の有効性について、アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマークの各所管部署と確認が取れております。

また、アイスランドは 日本で受診・発行のPCR陰性証明書の有効性を確認済です。

■ アイスランドの状況

◎ 日本からの旅行者の出入国時の検疫要件

2021年9月09日から要件が変わり、日本からも「ワクチン接種完了者のみ」入国・旅行ができます。

2回目の接種から14日以上経過した「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」を所持し、ケフラビク空港到着前72時間以内に日本で受診・取得したPCR検査の陰性証明書をアイスランド行き航空便の搭乗手続き時、及びケフラビク空港到着時に提示することで入国が可能となり、空港到着時のPCR検査受診は不要となります。(7日以上滞在する業務渡航者は、空港到着時にPCR検査が必要です。)

出国時は、出発の72時間前以内にレイキャヴィクにて受診・取得したPCR検査の陰性証明書の提示が必要です。そのPCR検査で陽性となった場合には隔離施設で療養後、PCR陰性証明書を取得した後に出国が可能となります。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況

アイスランドは第4波の峠を越しており、迅速抗原テストを活用し、国内の各規制がさらに緩和されます。

新規陽性者数は国内検査で25名(うちワクチン接種完了者は12名)、入国時PCR検査を受けた537名のうち陽性者は1名、現在隔離中の感染者507名。

入院者は6名、うち集中治療室に入っている人は2名、死亡者数累計は33名です(うち外国人旅行者は2名)。

感染の疑いのある国内の自主隔離者数は920名、入国者の自己検疫者数は529名で自宅等で経過観察中です。これまでの感染者累計は11,199名です。

年代別感染者数では、6~12歳がトップになっております。

人口の72%にあたる266,050名が2回目のワクチン接種を完了し、1回目を含めると国民の75.9%が接種を完了、43,036名が3回目のブースター接種を完了しております。

なお、ワクチンは、欧州医薬品庁で承認されたファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ヤンセンの4種が認められております。

■ フェロー諸島の状況

◎ 出入国時の検疫要件

昨年2020年7月以来、日本から入国&旅行が可能となっておりましたが、本年4月01日以降は、2回目のワクチン接種後8日を経過すれば、空港到着時「ワクチン接種証明書」及び「入国前3日以内に受けたPCR検査陰性証明書」を提出し、空港でカード決済にてPCR検査を受け、その日の夜か翌日の正午までに判明する結果が陰性であれば、即旅行が可能となる運用が継続しております。

空港到着時のPCR検査は9月01日に終了となりましたが、到着2日前に一回、到着2日後に一回、PCR検査を受診することが強く推奨されております。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

現在の感染者数は31名、これまでの感染者数累計は1,037名となっています。検疫中の人は218名、入院者は0名、死亡者数累計は2名です。

現在、人口の66.1%にあたる35,314名が2回目のワクチンの接種を完了、1回目のワクチン接種済みの人を含めると国民の約69.8%が接種を完了しております。

12~15歳のワクチン接種が始まっております。

短期滞在の外国人旅行者も無料でワクチン接種が可能です。

移動式「ドロップイン・ワクチン接種センター」が順調に機能しております。

アトランティック航空のフェロー諸島~コペンハーゲン空港間のフライトは、昨日9月12日は4便が運航しております。

■ グリーンランド

◎ 出入国時の検疫要件

9月06日より2回目のワクチン接種済み旅行者、もしくは感染歴のある旅行者は、コペンハーゲンでの搭乗手続き時に「接種後14日経過したワクチン接種証明書」、「入国前72時間以内に欧州で受診し取得したPCR陰性証明書」及び「Summut用紙」を提出すれば搭乗・入国が可能となり、到着時のPCR検査や入国後の自己隔離は免除され、即旅行が可能です。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

現在の感染者は54名、死亡者は0名、累計の感染者数は395名、国立病院の入院者は2名です。

現在人口の60%にあたる33,952名がが2回目のワクチン接種を完了、1回目を含めると71.7%が接種を完了しております。

医師会は現在も集団免疫達成を目指しております。

2021年7月01日よりコペンハーゲン~カンゲルルスアーク線が週4便となり、日本を含め外国人は1便223名まで搭乗が可能です。なお9月06日以降、1週間あたりの入国者数は1,500名に引き上げられ、10月01日からは制限が撤廃される予定です。

なお、ワクチン未接種者は、国内線への搭乗が不可となっております。

■ デンマーク

◎ 出入国時の検疫要件

2021年9月12日 16:00より日本は「オレンジ国」となりましたが、所定の「ワクチン接種証明書」と入国前72時間以内に取得した「PCR検査陰性証明書」の提出により到着後の隔離も不要、宿泊を伴う場合も含めトランジットでの入国も可能です。

※参考: デンマーク政府の旅行者向けホームページ

 → Travelling to Denmark as a tourist

  https://en.coronasmitte.dk/covidtravelrules

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

デンマークの現在の感染者数は10,752名、入院者数は125名で、うち32名が集中治療室に入っております。死亡者数は2,611名で、PCR検査を受けた累計数は41,287,117名です。

国民の73.3%にあたる4,295,860名が2回目の接種を完了、75.6%が一回目の接種を完了しております。10月01日までに1回目の接種率を90%以上にするため、大手スーパーマーケットでのワクチン接種が可能となります。

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会