JR、お盆利用は19年比68%減に 前年よりやや盛り返すもコロナ禍と大雨響く
JR6社は8月18日、お盆期間(6―17日)の利用状況を発表した。新幹線や在来線特急など主要区間の利用者は前年同期比31%増の505万人。外出自粛の動きが前年より弱まり利用者は増加したが、依然として感染拡大が続くコロナ禍に加え、大雨の影響を受け、コロナ前の2019年比では68%減と今年も伸び悩んだ。
JR西日本では、山陽新幹線が同41%増・19年比67%減の74万8千人、北陸新幹線が同42%増・19年比70%減の11万8千人、在来線は同1%減・19年比75%減の23万人で、合計は同30%増・19年比69%減の109万5千人。
山陽新幹線
JR東海では東海道新幹線が同39%増・19年比67%減の159万人、JR東日本では東北新幹線が同42%増・19年比69%減の80万6千人、常設新幹線が同36%増・19年比66%減の53万6千人など。JR北海道は北海道新幹線が同22%増・19年比58%減の9万5千人だった。
JR九州では九州新幹線(博多―熊本)が同31%増・19年比63%減の17万6千人、JR四国では瀬戸大橋線が同12%増・19年比62%減の13万4千人、予讃線・土讃線・高徳線が同10%増・19年比64%減の6万1千人。
情報提供:トラベルニュース社