シンガポール、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
「新型コロナウイルス」の影響について、現在のシンガポールの最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2021年8月16日時点の総感染者数は66,172名
■ 日本からの入国制限
シンガポール政府が定めた新型コロナウイルスの「ハイリスク国」に日本が指定されており、シンガポールの長期滞在パス(労働パス及び帯同者パス、EP,S Pass,DP等を含む)を持っている方以外、日本からシンガポールへの入国はできません。
■ ワクチン接種・計画状況(8月14日現在)
2回接種済: 4,121,170名(人口比 75%)
■ 街中の様子
昨年2020年末より行動制限措置緩和後の最終段階であるフェーズ3(第3段階)へ移行されておりましたが、本年2021年5月に市中感染が増加したことによりフェーズ2(第2段階)へ戻し規制を強化。
これにより一旦は国内感染者数が減少したことから6月よりフェーズ3(第3段階)へ再度移行し、7月に入り店内飲食を最大5名まで許可するなど、段階的に規制緩和を行ってきました。
しかしながら、7月中旬以降、飲食のみ限定して営業を許可されていたKTV(カラオケラウンジ)、さらにはシンガポール西部のジュロン地区・市内に流通する海鮮の元売りである卸売海鮮市場にてクラスターが発生してしまったことにより、7月21日、政府は再びフェーズ2(第2段階)へ移行しました。
8月10日より、ホーカーズセンターとコーヒーショップでの2名までの飲食解禁、ならびにワクチン接種者に限り5名までのレストラン店内飲食が解禁されたこともあり、市内は繁華街を中心に特に週末は人が戻ってきている状況です。
市内公共交通機関は通常運行、また、国内における新型コロナウイルスによる死亡者が44名(8月16日現在)と非常に低く抑えられており、国内の病院は現在まで医療崩壊の状況になく、市内や病院などにも全く混乱は生じておりません。
以上、ご注意ください。