宿泊事業者は「経営力強化サポートプログラム」へ応募を、観光庁が呼びかけ
観光庁が中小規模の宿泊事業者を対象とした「経営力強化サポートプログラム」への応募を呼びかけている。
今年1月に成立した2020年度第3次補正予算で550億円が計上された「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」の1事業で、コロナウイルス感染症拡大の影響で経営状況が悪化している宿泊事業者に対し、専門家が無料で財務情報の確認や課題解決のための実践的なアドバイスを行う。
また、各施設の状況に応じた研修や訓練、設備投資を補助することで、宿泊事業者の経営改善や収益力向上を支援する。
応募は直近3期のうち2期以上が赤字であることや、今年4月以降に新たな融資や借り換えを行った事業者が対象。観光庁は1000件程度を上限に7月14日から8月18日までの予定で公募していたが、申し込みの締め切りを8月31日まで延長した。
情報提供:トラベルニュース社