タイ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年8月4日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のタイの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年8月02日時点の感染者数累計は615,314名

(うちバンコクの感染者は117,994名、プーケット島内の感染者数は1,206名)

■ 規制・宣言・外出制限

非常事態宣言の期間を2021年9月30日まで延長となりました。

今回で13度目の延長となります。

■ 行政・その他機関からの発表

◎ バンコク

夜間外出禁止令を伴う既存の規制を8月17日まで2週間延長いたします。

また、最高度厳格管理地域の件に関して追加指定を発表しております。

◎ プーケット

2021年8月03日適用の防疫措置は以下の通りです。

* 50名以上が参加する活動を禁ずる。(旧: 150名→新: 50名に規制強化)

* 娯楽施設および類似施設(パブ、バー、カラオケ、入浴施設)の閉鎖。

* スーパーマーケット、コンビニエンスストアの営業禁止(23:00~04:00)

* 飲食店での21:00以降のアルコール提供禁止

* マスク着用義務化(2万バーツを超えない罰金あり)

* 陸路検問所の閉鎖(23:00~04:00)  等

【国内入県規制を実施】

プーケットへの到着者は、医療従事者、物流業者等、12のグループに属する者のみ入島可能。

その上、ワクチン指定回数接種済、もしくはCovid19に罹患し完治済の者に限られる。

■ ワクチン接種・計画状況

◎ プーケット

7月31日現在、プーケットの人口の約89%が1回目の接種を完了。

69%が2回目の接種を完了。

プーケットサンドボックス開始後より、他感染拡大地域へのワクチン配布もあり、接種速度が落ちています。

■ 街中の様子

◎ バンコク

コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、一日あたりの感染者数も過去最高人数を更新している状況が続いています。市内の商業施設では物流等は安定しているものの、頻繁に外出することを避けるため、買い物客が多くの量を購入する姿も見られます。

また、その他では一部の企業では通常通りの出社体制を取っているところもあり、朝・夕など公共交通機関には一定の混雑も見られ、このような状況も感染拡大を招く要因になっていると考えられています。

◎ プーケット

先週一週間は、プーケット島内での域内感染が増加し、プーケットサンドボックスモデルの中止が囁かれましたが、県知事によりプーケットサンドボックスは継続される旨の発表がありました。

プーケットサンドボックス開始前に、このモデルの中止を検討する基準の一つとして、島内での域内感染が90名を超えるケースを挙げておりましたが、先週一週間でこの基準を超える感染者数を記録しました。しかし、プーケット島内の病床にはまだ60%程度の余裕があることなどから、サンドボックスモデルの中止には至りませんでした。

しかしながら、域内感染は外国からの症例ではなく、タイ国内他県からの感染であるため、8月03日からは、プーケットへのタイ国内からの入島はほぼ完全に閉鎖となり、プーケットに入る唯一の方法は海外からの渡航者のみであるという奇妙な状況が生まれることとなりました。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会