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修学旅行後の感染事例は「極めて少ない」、JR6社とJATA、ANTAらが20年度の実施状況まとめる

 JR6社と日本旅行業協会(JATA)、全国旅行業協会(ANTA)、日本修学旅行協会、全国修学旅行研究協会がこのほどまとめた2020年度の修学旅行の実施状況によると、新型コロナ感染拡大が本格化した3―12月出発の修学旅行で、参加者71万人中、旅行後にコロナ感染が判明したのは30人。10万人あたりでは全国の感染者数307・4人と比較すると4・2人と大幅に少なかったと発表した。

 資料では、修学旅行後の感染事例は「極めて少ない」とした上で、「学校関係者の指導や配慮、生徒たちの行動、旅行会社や観光事業者らの対策が、感染防止に一定の有効性があることを表す」と分析。「今後、今年度の修学旅行の実施可否の検討材料にしてほしい」としている。

 JTB、日本旅行、KNT、東武トップツアーズの4社が実施した修学旅行で、全国、全輸送機関が対象。資料ではJR6社とJATA、ANTAが実施している感染症対策についてもまとめている。


情報提供:トラベルニュース社