ワーケーションなど普及に向け「新たな旅のスタイル」モデル事業を公募、観光庁

 観光庁は6月14日、コロナ禍もあり普及が求められる「新たな旅のスタイル」について企業と地域によるモデル事業の公募を始めた。

 旅行需要の平準化に向けた働き方改革はコロナ前から求められていたが、コロナ禍を機に注目が集まるワーケーションなどの「新たな旅のスタイル」の普及と方向性が合致。休暇の取得促進や分散化の必要性がさらに高まったことから、今回の公募ではワーケーションやプレシャーに関する企業と地域の関係性を構築し、取り組みを定着させることを目的に、両者のマッチングを行い、効果の検証や制度導入、受入体制整備に向けたモデル事業を実施する。

 企業向け、地域向け、企業と地域の共同提案の3種でモデルを募集。企業は150万円、地域には400万円を上限に経費を支援する。

 公募締切は7月5日14時。観光庁HP(https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics06_000324.html)から様式ファイルをダウンロードし必要事項を記入の上、新たな旅のスタイル促進事業ポータルサイト(http://new-tourism-jimukyoku.com/)から提出する。

 なお、6月18日に公募要項の補足説明動画が公開される。


情報提供:トラベルニュース社