「ワクチン接種後は旅行に行きたい」旅行ニーズの高さ示す結果に、ビッグローブ調査
ビッグローブは6月7日、新型コロナウイルスワクチン接種後の生活に関する調査結果の第1弾を発表した。接種後行きたい場所は「観光地」と「温泉」がトップ2。長い期間自粛を強いられていた旅行への思いは強いようだ。
「外出自粛や感染拡大防止措置下でつらいと思うこと」は、「行きたい場所に行けない」が61・9%でトップ。行動制限に対するストレス度は高く、「ワクチン接種後に行きたい場所」で「観光地」41・9%、「温泉」36・5%という旅行関連が上位を占めるのもうなずける。「カフェ・レストラン」「居酒屋」といった外食関連が続き、現在の緊急事態宣言、まん延防止等重点措置下で強いられている我慢へのストレスは高く、接種後の旅行や外食へのニーズの高まりが予想される。
また、「接種後に場所やサービスを利用する頻度はどうなると思うか」について各業態について棟と、「増えると思う」「やや増えると思う」の割合が高かったのが、「飲食店」53・6%に続き、「ホテル・旅館」41・0%、「温泉・サウナ」40・1%、「旅行(ツアー)」38・5%とやはり旅行関連が上位に。一方で「現在と変わらないと思う」も約4割に。
そのほか、「1年前と比べてコロナへの危機感や感染予防の意識の変化」は「強まった」「やや強まった」で7割強。「接種後に感染予防意識はどのようになると思うか」は「やや弱まると思う」「弱まると思う」が半数超に。ワクチンへの期待感は当然だが、その後の意識の薄れも危惧される。
調査は全国の20−60代の男女1千人を対象に、5月26−27日にインターネットで行った。
情報提供:トラベルニュース社