香港、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年4月21日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在の香港の最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年4月19日時点の総感染者数は11,684名

■ 営業規制(いずれも2021年4月28日まで有効)

◎ レストラン

05:00~22:00の時間帯のみ、店内での飲食を許可。

1卓の人数制限は4名。収容人数は座席数の50%まで。

◎ 特定商業施設

スポーツ施設、ゲームセンター、エステ、ネイルサロン、マッサージ店、ジム、ボーリングやビリヤード等のアミューズメント施設、映画館等のエンターテイメント施設は、条件付きで再開。

パーティルーム、クラブハウス、ナイトクラブ、カラオケ、麻雀、プールは、引き続き営業停止、または閉鎖。

■ 集団制限、及びマスク着用規制(いずれも2021年4月28日まで有効)

* 公共の場所での集団制限は4名まで(違反時は罰金HK$5,000)

 → 職場、婚礼、葬儀などは除く。

* 公共の場、公共交通機関利用時のマスク着用の義務付け(違反時は罰金HK$5,000)

■ 隔離期間における滞在先の変更(11月13日より開始)

* 航空機の搭乗日、または搭乗14日前の期間に、ハイリスク地区を除く中国本土・マカオ・台湾以外の

 海外(日本を含む)に滞在歴がある者は、香港のホテルの予約確認書(中国語、または英語)を

 提出しなければならない。

* ホテルの滞在日数は、香港への到着日を含めて14日間以上とする。

* 旅客が必要な情報の提出を拒んだり、あるいは虚偽の情報を提出した場合、最大で禁錮6ヵ月、

 及び罰金1万ドルの刑罰を課す。

* 12月22日より中国本土、マカオ、台湾以外の地域からの入境者は、事前に政府が指定する

 ホテル(計36施設)を14日間以上予約した上で、入境後に強制検疫を受ける。

 入境者は、政府が手配する交通手段で指定ホテルまで移動。

 強制検疫期間中は外出不可。来客も禁止。

* 12月02日以後に香港に到着し隔離を受ける6歳以上の人は、香港到着後19日目、

 または20日目に検査を受けなければならない。

* 過去14日間に英国に滞在した人の入境を禁止。(香港在住者含む)

* 中国本土、マカオ、台湾を除いたすべての入境者は、指定ホテルでの強制隔離を14日間から

 21日間に延長する。

■ 強制検査実施についての新法律制定

* 11月15日より、政府が特定グループの者に対して、また指定医師が有症状者に対して、

 ウイルス検査を受けるよう求めることができる法律を施行。

 強制検査の告知・指示、命令に従わない者には2,000香港ドル以上の罰金や禁固。

* 香港の感染拡大により、シンガポールとのトラベルエアバブルは2021年まで延期

■ ワクチン接種・計画状況

2月22日より、優先度の高い年齢・職種より順次無料接種を開始済み。

3月09日からは優先接種グループの拡大。

香港の18地区にワクチン接種センターが開設され、1センターにつき毎日2,500人が接種可能。

利用予定のワクチンは下記の3種類で、個人が選択可能。

* 上海復星医薬(華)&ビオンテック(独)

* アストラゼネカ(英) --- 750万回分(年央に受領予定)

* シノバック・バイオテック(華) --- 750万回分

 → 2021年8月末にて接種終了

なお、ビオンテック製のワクチンの安全が確認され、4月05日より接種が開始されております。

■ その他

政府は、2021年2月18日より、レストランの店内飲食可能時間を18:00から22:00までに延長し、1卓の利用制限も2名から4名へと緩和しておりますが、4月29日以降に従業員のワクチン接種や訪問客のアプリ使用などの諸条件をクリアした場合に限り、営業時間を24:00(深夜0時)まで、1卓の利用制限を6名まで緩和する方向性であることを発表しております。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会