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ハワイの「今」を駐在員の視点から-待望の規制緩和、賑わいを戻しつつあるワイキキ

事前検査プログラム開始後の日本人客推移

 10月の新型コロナ事前検査プログラム(隔離免除)導入後、日本からの到着客数もフライト便数に応じた来島者数を維持しています。2月5日からは米国本土、カナダ、日本に続いて韓国からの到着客も同プログラムの対象に追加され、少しずつ門戸が開放されています。

ホノルル空港国際線出口、税関通過後ダイアモンドヘッド側に少し移動して各事項確認後に開放です

観光車両は見かけませんが交通量は戻っています。朝夕は通勤渋滞も見られます

 また、世界的なワクチン接種の進展に合わせて、旅行再開へ向けてのワクチンパスポートの構築が論議されていますが、ハワイ州政府もワクチン接種済の訪問者に対する検疫措置の緩和の検討を始めています。

 自らも医師であるハワイ州政府のグリーン副知事は、「ワクチン接種証明書」の提示で検疫措置を免除する案について、州内のエッセンシャルワーカーを対象に開始、その後、一般市民へ拡大し、早ければ今年5月にも米国本土からの訪問者も対象としたいと見解を述べています。

 もし、計画通りに検疫措置が緩和されれば、今秋までに1日の訪問者数が現在の約3倍の約2万2000人に増加する可能性があると見積もられています。

データ出典:State of Hawaii, Department of Business, Economic Development & Tourism

8月27日  再ロックダウン

9月24日  ロックダウン解除、ティア1開始

10月15日 事前検査プログラム開始

10月22日 ティア2へ移行

11月6日  事前検査プログラム(日本からの旅客)開始

2月25日  ティア3へ移行

 コロナ対策が順調に推移すれば、最短で3月25日にはティア4へ移行となります。ワイキキの復活には日本人観光客は欠かせません。日本でのワクチン接種が進み、水際対策が緩和されるのが待たれます。

本稿は、トランスオービット ハワイ マネージャーの水上直弘氏より寄稿いただいています。
※2021年2月25日(現地時間)現在の情報です。

株式会社トランスオービット
米国本土・ハワイ・カナダ・オーストラリア・韓国に現地法人を有するランドオペレーター
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