ベトナム、「新型コロナウイルス」に関する最新情報(出典:OTOA)
「新型コロナウイルス」の影響について、現在のベトナムの最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2021年2月01日時点の総感染者数は1,817名
■ 行政・その他機関からの発表
1月28日、56日ぶりの市中感染となり、ベトナム北部のハイズオン省、クアンニン省、ハノイ市内で感染が拡大しております。
◎ 大使館からの情報
1) 感染防止措置及び5K(マスク、消毒、ソーシャルディスタンス、集会を開かない、医療申告をする)を
徹底する。
2) 大人数での集会及び式典の開催を最大限制約する。
3) 公共の場所でのソーシャルディスタンスを確保する。
4) 外出の際や公共の場所(観光地、公園、歩行者天国、広場、船着き場、バスターミナル、
スーパーマーケット、市場、商用施設、文化イベント、スタジアム)でマスクを着用して
いない場合は、厳格に取り締まる。
5) 1月14日以降にクアンニン省の感染地域、もしくはハイズオン省のチーリン市から
ハノイ市に戻ってきたすべてケースを迅速に洗い出し、2月01日までに検査を終える。
6) 入国者に対する検査を強化し、違法入国を防止する。
7) 違法入国や感染防止対策違反を発見した場合、積極的に関係当局に通報する。
◎ ハノイ在住者からの情報
1) 全ての学校が3週間の休校を決定
2) 企業のミーティングなどは自主的にキャンセルを行っている。
3) 少人数での会食は通常通り行っておりますが、大人数では集まらないようにしている
(個人個人で自粛を行っている)
4) 通常通りマスク着用をして外出はしておりますが、徐々に少なくなってきている状況です。
5) 現時点ではロックダウンを行う予定はなく、感染者が発生した場所のみ(マンションや道路)で
行っていく予定とのことです。
■ ワクチン接種・計画状況
ベトナムナノゲン社(Nanogen)が開発中の新型コロナウイルスワクチン「ナノコバックス(Nanocovax)」の第1期臨床試験について、2020年12月に25mcgのワクチンを接種した被験者3名に対し接種を開始。
ボランティアを募りワクチン接種を行っておりますが、あまり希望者がいない状況です。
■ 街中の様子、その他
全ての都市において、外出時のマスク着用が義務付けられている以外は、通常通りの生活を取り戻しております。
以上、ご注意ください。