トラベルビジョンリニューアルしました! 必要知識を【弁護士に聞く】で身につける ー 20代社員が振り返る今週のニュース
今週からトラベルビジョンがリニューアルしました! 皆様使い勝手はいかがでしょうか? 個人的にはスマートフォンでも見やすいデザインになったのが最高です。他にも色々機能が変わっている他、ポイント制度なんかもできました。豪華賞品があたる抽選会を行うので、まだ皆がポイントを集めていない第1回を狙ってがんがんポイントを貯めちゃってください!
ランキングトップは、なんと先週も紹介したシンガポールの記事が引き続きトップにいます。このコーナー的には非常に困りまずが、弊社の完全内製独自記事がここまで人気なのはやはり嬉しいですね。
その他注目したいのは、【弁護士に聞く】シリーズの第一回記事でした。観光産業に絞った法律的な知見を得られる場所ってWeb上でなかなかないのでは? ということでスタートしたこのシリーズ。今回は航空会社が倒産した場合の払い戻し責任に関してです。残念ながら、このコロナ禍では航空会社の倒産はめったに無いことではなくなってしまいました。国際線の航空需要はしばらく低いままでしょうし、航空会社の固定費の高さを考えれば倒産数がどんどん増えてもおかしくありません。その際、旅行会社はどこまで責任をもつのか。このご時世では旅行会社の必須の知識かもしれません。【弁護士に聞く】は毎月連載の予定なので、次回もご期待ください!
また、トップ10の中にフジトラベルの店舗閉鎖とJTBグループのトラベルプラザインターナショナルの営業所廃止の記事がどちらも入ってきました。先週には日通旅行の記事も入ってきていましたが、業界では知られている企業が、どんどん規模縮小や事業終了の選択をされています。今、観光業界全体に余力はなく、従事者の数は減るばかりでしょう。業界での貴重な人材が失われていくのをただ見ることしかできない状況は苦しいです。
先週のこちらのコーナーで触れた業界救済策であるGoToトラベルも、この1週間で更に状況は悪化しました。京都大学の西浦教授らの分析結果をもって、多くのメディアはまるで「GoToトラベルでコロナが感染拡大したんだ!」とでも言わんばかりに取り上げますし(色々言いたいことはありますが、そもそもが論文中ではGoToで感染拡大したと結論づけてはいません)GoToに予算を使うことの是非はSNSでもメディアでも毎日議論されています。それらの何が正しいのか、素人の私が見解を述べるのは控えますが、GoToがなくなれば旅行業界がさらに苦しい状況となることだけはわかります。「税金で助けてくれ!」と声高に言うのもおかしな話かもしれませんが、観光産業でも利用できる他の救済措置を期待したいところです。