アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (1/25の状況)(出典:OTOA)

  • 2021年1月26日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

新規陽性者数は国内検査で1名、入国者432名の検査で8名、現在隔離療養中の感染者は64名、入院者は17名、うち集中治療室に入っている人は0名です。感染の疑いのある国内の検疫者数は222名、入国のための検疫者数は843名で自宅等で経過観察中です。これまでの感染者累計は5,990名、死亡者数累計は29名です。

ファーザー社、モデルナ社のワクチンの到着が遅れる見込みです。

2回のPCR検査と自己検疫を拒否する入国者は国外退去になります。

国際線の運航数が少ないため、フライバスが当面運休する旨を発表しております。

現在の国内の各規制措置は2月17日までの予定ですが、今後規制緩和が早まる可能性があります。

1月15日~5月01日まで、全入国者にDouble testingと5~6日の検疫が要件となり、入国後14日間の自己検疫措置は無くなりました。EEA/EFTA研究機関発行の

① ワクチン接種証明書、または ② 完治&抗体保持証明書

を到着時に提出し認められれば、上記 Double testingと5~6日間の検疫措置は免除されます。

現在も日本~欧州間の減便が多数ありますが、同日含めアイスランドまで乗り継ぎが可能です。

現在も、グリーンランド、フェロー諸島、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランドの6ヵ国に加え、日本、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、韓国などの8ヵ国が入国可能となっております。

なお、全入国に対し

 1) ウェブでの個人データの事前登録

 2) 空港到着時のPCR検査と4~5日間の自宅や宿泊施設での自己検疫

 3) 追跡アプリのダウンロードと活用

 4) 入国後、4~5日後に再度のPCR検査の受診

が要件とされております。手順等については、以下のURLにてご確認ください。

 →https://www.covid.is/english

■ フェロー諸島の状況

新規感染者は0名、現在の感染者は7名、入院者は1名です。検疫中の人数は20名、これまでの感染者数累計は652名、死亡者数累計は1名です。これまでPCR検査を受けた累計数は218,636名となっております。

国民の5.5%に相当する2,912名が一回目のワクチン接種を終えております。

エストロイ島とストレイモイ島を結ぶ11kmの海底トンネルが昨年2020年12月19日にオープンいたしましたが、この度、トンネル内の「クラゲ・ラウンドアバウト」が完成いたしました。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」に加え、7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者の入国と旅行が可能です。旅行者は入国時に「入国前3日以内に受けたPCR検査の要請証明書の提示」が求められ、同時にPCR検査を受け、自己検疫に入り、入国後6日目に再度無料のPCR検査を受け、結果が陰性となれば旅行が可能です。

コペンハーゲンでの同日乗り継ぎや、入国してコペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能です。

アトランティック航空は、定期便の減便を発表しております。

なお現在、週14便で運航しているヴァーガル空港~コペンハーゲン空港間のフライトは、一昨日1月25日は全2便とも運航しております。

■ グリーンランド

現在の感染者は0名、死亡者は0名です。これまでPCR検査を受けた累計数は17,678名、国立病院の入院者は0名です。

2月28日までは、入国目的が承認されない限り、日本を含めた全国籍の外国人の入国が不可となります。承認に値する理由があり入国が許可された場合、入国前5日以内に検査し取得した英語版PCR陰性証明書と自治政府の定める“Sumut”用紙への記入が、コペンハーゲン空港での搭乗手続き時に必要となります。また、入国後14日間の自己検疫・隔離か、または入国後5日目のPCR再検査を選択する必要があります。

なお、5日目の再検査を受ける場合、公共交通機関の利用、イベントや集会への参加、混雑時の買い物を避ければ観光が可能です。

現在運航中のカタール航空にて、コペンハーゲンに一泊し、グリーンランド航空に乗り継いで移動が可能です。

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デンマークの現在の感染者数は14,215名、入院者数は738名で、うち123名が集中治療室に入っております。死亡者数は2,010名で、PCR検査を受けた累計数は12,803,233名です。

現在26,702名が2回目のワクチン接種を完了しております。

イギリスと南アフリカの変異型の感染が拡大しております。

トランジットでの入国は引き続き可能ですが、新型コロナウイルスの変異種への感染拡大防止のため、2021年1月18日以降も業務渡航を含めインバウンド・アウトバウンド共に禁止となります。 

日本~コペンハーゲン間は、現在もカタール航空が ドーハ経由で安定して運航しております。

また、デンマークでの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ

  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2

 → デンマーク警視庁のコロナポータルサイト

  https://coronasmitte.dk/en/political-agreements-and-initiatives

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会