アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (1/11の状況)

  • 2021年1月12日

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

新規陽性者数は国内検査で3名、入国者1,086名を検査の結果17名、現在隔離療養中の感染者は143名、国立大学病院に入院している人は20名、うち集中治療室に入っている人は0名です。感染の疑いのある国内の検疫者数は352名、入国のための検疫者数は2,002名で自宅等で経過観察中です。

これまでの感染者累計は5,898名、死亡者数累計は29名です。

現地時間2021年1月13日より入国時のPCR検査、5~6日の自己検疫後の2度目のPCR検査を受診しない入国者は、入国時のPCR検査後、ホテルリンドにて14日間の自己検疫に入ることが要件となります。

ミーヴァトンのホテルギーグルを政府が買い取り、ヴァトナ国立公園のビジターセンター・展示の施設となる予定です。

昨年12月10日よりEEA/EFTAエリアからの入国者は、Covid-19の抗体保持を示する所定の回復証明書を持参すれば、到着後から旅行が可能となっております。

→ 詳細:

 https://www.landlaeknir.is/um-embaettid/greinar/grein/item43709/Certificates-regarding-previous-COVID-19-infection-that-are-accepted-at-the-border-in-Iceland-from-10-December-2020

現在も日本~欧州間の減便が多数ありますが、同日含めアイスランドまで乗り継ぎが可能です。

現在も、グリーンランド、フェロー諸島、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランドの6ヵ国に加え、日本、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、韓国などの8ヵ国が入国可能となっております。

なお、全入国に対し

 1) ウェブでの個人データの事前登録

 2) 空港到着時のPCR検査と4~5日間の自宅や宿泊施設での自己検疫

 3) 追跡アプリのダウンロードと活用

 4) 入国後、4~5日後に再度のPCR検査の受診

が要件とされております。手順等については、以下のURLにてご確認ください。

 →https://www.covid.is/english

■ フェロー諸島の状況

新規感染者は0名、現在の感染者は36名、入院者は2名です。検疫中の人数は137名、これまでの感染者数累計は646名、死亡者数累計は1名です。これまでPCR検査を受けた累計数は209,995名となっております。

当地では、ワクチン接種後の約12日後に感染防止効果が出ること、2回目の接種後しばらく時間が経たないと免疫・抗体ができないことから、ワクチン接種後もガイドラインに従うよう周知されております。

国内の病院への訪問禁止措置が延長されます。

また自治政府が新たな各規制を発表しておりますので、詳細につきご確認ください。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」に加え、7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者の入国と旅行が可能です。旅行者は入国時に「入国前3日以内に受けたPCR検査の要請証明書の提示」が求められ、同時にPCR検査を受け、自己検疫に入り、入国後6日目に再度無料のPCR検査を受け、結果が陰性となれば旅行が可能です。

コペンハーゲンでの同日乗り継ぎや、入国してコペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能です。

アトランティック航空は現在、ヴァーガル空港~コペンハーゲン空港間を週14便で運航しており、昨日1月11日は全2便とも欠航いたしました。

■ グリーンランド

現在の感染者は1名、死亡者は0名です。これまでPCR検査を受けた累計数は16,286名、国立病院の入院者は0名です。

首都ヌークとイルリサットでの第1回目のワクチン接種が、無事終了しております。

2021年3月26日にシシミウットにて開催予定の世界一ハードなスキー競技大会「Arctic Circle Race」が、昨年に引き続きキャンセルされることとなりました。

現在も日本からの入国と観光が条件付きで可能です。(その要件は下記の通り)

全ての国籍の旅行者が入国前5日以内に検査し取得した英語版PCR陰性証明書と自治政府の定める“Sumut”用紙への記入が、コペンハーゲン空港での搭乗手続き時に必要となります。また、入国後14日間の自己検疫・隔離か、または入国後5日目のPCR再検査を選択する必要があります。

なお、5日目の再検査を受ける場合、公共交通機関の利用、イベントや集会への参加、混雑時の買い物を避ければ観光が可能です。

現在運航中のカタール航空にて、コペンハーゲンに一泊し、グリーンランド航空に乗り継いで移動が可能です。

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デンマークの現在の感染者数は27,012名、入院者数は920名で、うち138名が集中治療室に入っております。死亡者数は1,597名で、PCR検査を受けた累計数は11,416,152名です。

これまで国民の1.99%に相当する115,932名がワクチンを接種しております。

トランジットでの入国は引き続き可能ですが、新型コロナウイルスの変異種への感染拡大防止のため、2021年1月08日~17日まで業務渡航を含めインバウンド・アウトバウンド共に禁止となります。 

日本~コペンハーゲン間は、現在もカタール航空が ドーハ経由で安定して運航しております。

また、デンマークでの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ

  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2

 → デンマーク警視庁のコロナポータルサイト

  https://coronasmitte.dk/en/political-agreements-and-initiatives

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会