オーストラリア シドニー、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
シドニーにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。
★ シドニー大都市圏で屋内でのマスク着用を義務化
シドニー大都市圏(含むウーロンゴン、セントラルコースト、ネピアン・ブルーマウンテンズ)では、2021年1月03日以降、屋内施設でのマスク着用が義務化されました。
1月04日以降の違反に対しては、一人あたりAU200ドルの罰金が科せられます。12歳以下の子供はマスク着用の義務化からは除外されますが、可能な場合はマスクの着用が推奨されます。
〔マスク着用対象箇所等〕
* 商店(小売店、スーパーマーケット、ショッピングセンター、銀行の支店、郵便局)
* 公共交通機関(含む駅周辺、プラットフォーム、フェリーふ頭、バス停、ライトレール停留所、
タクシー乗り場、空港ターミナル)
* 屋内エンターテインメント施設(映画館、劇場)
* 宗教施設・礼拝所
* 美容院、ネイルサロン、日焼けサロン、スパ
* カジノ、ブックメーカー代理店、ゲーミングラウンジ
* 飲食店のスタッフ(レストラン、カフェ、パブ、バーなど)
■ シドニー近郊において感染経路不明の市中感染が判明
2020年12月16日、シドニー市内より北方向に約1時間のノーザンビーチ市のアバロン・ビーチにて、2名の感染経路不明の新規感染者が見つかりました。現地では、ノーザンビーチ市、及び新規感染者の行動追跡調査を行い、大規模なPCR検査が実施されました。
その結果、シドニー大都市圏、セントラルコースト、ウロンゴン地区でも新規感染者が見つかり、1日の新規感染は12月19日には32名の新規感染者が見つかり、4月から8ヵ月ぶりに30名を超えました。
それをピークに1日あたりの新規感染者減少傾向となり、最近は10人台、1ケタの新規感染者数となるなど落ち着きを取り戻しております。
ニューサウスウェールズ州では、「ノーザンビーチ市」と「シドニー大都市圏、セントラルコースト、ウロンゴン」とを分け、新たな行動制限を制定・実施しております。(制限の要旨は、下記の通りです。)
* 家庭訪問は最大10名まで
* 公共の公園、保護区、ビーチ、公共の庭園、スペースなどの公共の場所は100名以下
* 屋内エリアでは、4平方メートルあたり1名、最大300名まで
* 屋内で行われる宗教的行事は、4平方メートルあたり1名の規則に従い、最大300名まで
今回の市中感染の発生を受け、各州ではシドニー大都市圏、ノーザンビーチ、セントラルコースト、ウロンゴン地域から、またニューサウスウェールズ州全体からの入州を制限を開始し、現在も制限は継続して実施されております。
なお、州内のその他地域は制限に変更はありません。
■ ニュー・サウス・ウェールズ州の新型コロナ感染状況
現在、新型コロナウイルスの新規感染者は減少傾向となり、最近は10人台、1ケタの新規感染者数となり、新規の感染者数は落ち着きを取り戻しておりますが、2021年1月03日よりシドニー大都市圏では屋内施設でのマスク着用が義務化されました。違反者にはAU200ドルの罰金が科せられます。
1月04日現在
* 総感染者数 --- 4,958名
* 市中新規感染者数(24時間) --- 8名
* 帰国者新規感染者数(24時間) --- 3名
* 現感染者数 --- 188名
* 死者数 --- 54名
■ 観光・旅行関連の行動制限
シドニー大都市圏(含むウーロンゴン、セントラルコースト、ネピアン・ブルーマウンテンズ)では、1月03日以降、屋内施設でのマスク着用が義務化されました。1月04日以降の違反に対しては一人あたりAU200ドルの罰金が科せられます。12歳以下の子供はマスク着用の義務化からは除外されますが、可能な場合はマスクの着用が推奨されます
◎ 旅行の制限
* 全ての州からの入州を許可。オンライン登録不要。
* 10月16日よりニュージーランドからの旅行者を検疫無しで入州許可
* 他州側でシドニー大都市圏、またはニューサウスウェールズ州全体からの旅行の制限を再開
◎ 観光施設
* 最大入場者数の上限を設定した上で、博物館、美術館、動物園、水族館、
その他観光施設は営業を再開。(一部時間短縮、休業日を増やす等で調整あり)
* ほぼ全てのツアーは催行休止。(再開日未定)
*屋内施設の場合はマスクの着用義務
◎ ホテル
* ほぼ全てのホテルが営業している。
* ホテル内レストラン、バーに関しては「レストラン」の項目を参照。
◎ レストラン
* 屋内4平米あたり1名、最大300名まで(シドニー大都市圏以外は2平米あたり1名、人数制限なし)
*スタッフのマスク着用義務
* 電子エントリー記録(QRコード等)を使用し、利用者の名前、連絡先、利用日時の記録
◎ ヘイト事案
シドニー市内および近郊における、新型コロナウィルスに関するヘイト事案に関する情報は、以下の通りです。
* ニューサウスウェールズ州内ではなし
■ 交通機関
シドニーの交通に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。
◎ 空港
* 国際線ターミナルは、1日5~10便しか発着がないことから閑散としている。
ほぼ100%の人がマスクを着用している。
* 国内線ターミナルは、州間移動規制が継続されているため、便数が平常時より大幅に少なく、
国際線ターミナルほどではないが閑散としている。
およそ50%の人がマスクを着用。
* シドニー空港の国際線到着は、検疫・隔離体制を厳格に実施するため、1日あたり450人、
到着1便あたり50人に制限されている。
*ターミナル内でのスタッフのマスク着用義務
◎ 市内交通
* 車内の最大人数制限を引き続き実施。運行本数はほぼ平常時に戻る。
* 12月になり、乗客は以前と比較して大幅に増えている。
*公共機関内、プラットフォーム、駅周辺、バス停、タクシー乗り場では、マスクの着用義務
■ 生活関連
シドニー市内の生活関連に対する新型コロナウイルスの影響、市内の様子は以下の通りです。
◎ 市中の様子
* シドニー市内は在宅勤務を継続している人が多いため閑散とした状態が続いていたが、
10月に入ってからは平日の企業勤務者、週末の買い物客がそれまでより人出は多くなってきている。
特に11月30日の週より、シドニー市内への通勤者が増え始めている。
*バス、電車等の公共交通機関の車内、スーパーマーケット、小売店などでは、
1月03日より着用義務化されたため、100%の着用率
*シドニー市内中心部の屋外でのマスク着用率は50%程度に上昇。
* 郊外のショッピングモールは、ほぼ平常時に戻っている。
*1.5mのソーシャルディスタンスはあまり触れられなくなっていたが、
再度、ソーシャルディスタンスの確保が推奨されている。
◎ 商店
* シドニー市内中心部では、一部を除きほぼ全ての商店が再開。
* 一部の店舗で現金払い不可、カードのみとなる。
* 2平米あたり1名の入店人数制限。
*店内でのマスクの着用義務
◎ 通信
平常通り
◎ 物流
郵便・宅配の遅延が発生しておりましたが、現在はほぼ解消されている。
■ その他
シドニーにおける新型コロナウィルスの規制、罰則、その他の情報は以下の通りです。
◎ デモ情報
過去に何度か行われましたが、特に大きな混乱は発生しておりません。
◎ その他
* 共通ルール: 屋内施設では4平米に1名まで、屋外では2平米に1名まで
* 結婚式は最大100名まで
* 葬儀は最大100名まで
* 別の世帯への訪問は10名まで(シドニー大都市圏以外は最大50名まで)
* 屋外での抗議活動(デモ)は500名まで
* 映画館、劇場、コンサートホールは、着席イベントの場合、屋内では定員の75%、
屋外では定員の100%。なお屋内施設では、マスクの着用義務。
* 野外での音楽鑑賞の人数制限は最大2,000名まで。
* 1月03日より室内施設でのマスク着用を義務化。違反の場合はAU200ドルの罰金。
・商店(小売店、スーパーマーケット、ショッピングセンター、銀行の支店、郵便局)
・公共交通機関(含む駅周辺、プラットフォーム、フェリーふ頭、バス停、ライトレール停留所、
タクシー乗り場、空港ターミナル)
・屋内エンターテインメント施設(映画館、劇場)
・宗教施設・礼拝所美容院、ネイルサロン、日焼けサロン、スパカジノ、
ブックメーカー代理店、ゲーミングラウンジ
・飲食店のスタッフ(レストラン、カフェ、パブ、バーなど)
以上、ご注意ください。
■ 新型コロナウィルスに関する外部情報
* 在シドニー日本国総領事館 新型コロナウィルス情報
https://www.sydney.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
* オーストラリア連邦政府 新型コロナウィルス感染者数状況
https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers
* ニューサウスウェールズ州政府 新型コロナウィルス感染者数状況
https://www.health.nsw.gov.au/Infectious/covid-19/Pages/stats-nsw.aspx
* ニューサウスウェールズ州政府 新型コロナウィルスの行動制限
https://www.nsw.gov.au/covid-19/what-you-can-and-cant-do-under-rules