オーストラリア ゴールドコースト、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
ゴールドコーストにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。
■ クイーンズランド州の規制緩和状況(12月14日現在)
ゴールドコーストのあるクイーンズランド州では、社会的距離(1.5m=2歩見当)の確保を条件に、下記の規制緩和が実施されております。(社会的距離確保が困難な場合は、マスク着用が推奨される)
〔飲食施設〕
カフェ、レストラン、パブやクラブでの飲食が着席・立食共に可能
(コロナウイルス安全対策計画、又はチェックリストの実施施設限定)
〔集会〕
自宅及び公共の場所での集会可能人数を50名までに緩和
〔屋内施設〕
* 密度制限を4平方メートルあたり1名から、2平方メートルあたり1名に緩和
(例: レストラン、カフェ、パブ、クラブ、博物館、美術館、礼拝所、コンベンションセンター
及び州議会議事堂)。
* 敷地内の屋内遊び場も開放可能
〔屋外施設〕
ビアガーデン等の屋外ダイニング、テーマーパーク、動物園に関しては、
4平方メートルにつき1名の収容制限から2平方メートルにつき1名の収容が可能
(コロナウイルス安全対策計画、又はチェックリストの実施施設限定)
〔結婚式〕
結婚式に最大200名の参列が可能、また全ての招待客は屋内外においてダンスが可能。
〔葬式〕
葬儀には最大200名の参列が可能。
〔屋内イベント〕
* 入場券が必要で、かつ着席が求められる屋内施設の着席収容可能人数について、入出場の際に
観客がマスクを着用する場合、現行の50%から100%の収容可能に緩和。
(例: 劇場、生演奏、映画館及び屋内スポーツ)
* 出演者と観客の距離を4mから2mに緩和。
(但し、合唱団の場合においては観客との距離は4m確保することが必要)
〔屋外イベント〕
COVID安全イベント計画を有する場合、屋外イベント参加可能人数を1,000名から1,500名に緩和
(大規模なイベントにはCOVID安全計画が必要)
〔屋外スタジアム〕
COVID安全計画を有する場合、着席収容可能人数を75%から100%に緩和。
〔屋外におけるダンス〕
屋外におけるダンスを許可。(例: 屋外音楽祭、ビアガーデン)
〔屋内におけるダンス〕
12月14日(月) 正午より、2平方メートル当たり1名の密度制限を遵守する場合においては、パブ、クラブ及びナイトクラブでの屋内のダンスも許可。
〔寄宿学校〕
寄宿学校の生徒は、週末及び祝日に友人宅に宿泊が可能。
〔レジデンシャル・ケア〕
メンタルヘルス、薬物及びアルコールに関する支援を受けている人を訪問することが可能。
〔その他〕
* 子供たちは学校への登校が可能、また各種スポーツ活動を行うことが出来る。
* クイーンズランド州の全ての事業や活動は、適切な対策(コロナウイルス安全対策チェックリストに
基づき)が講じられていれば、営業することが可能。
* 大小イベントへの参加が可能。
* 州内全域において宿泊を含めた全ての旅行を無制限に行うことが可能。
* 高齢者介護居住施設からの外出を許可。
■ クイーンズランド州境のオープン状況(12月14日現在)
全ての州・準州・特別区との州境を開放。オーストラリア国内全ての州の住民は、強制隔離の必要なく、クイーンズランド州への入州が可能となりました。
■ ニュージーランドからの旅行者を受け入れ
12月12日(土) 午前1時より、ニュージーランドからクイーンズランド州への入州制限が解除となりました。これを受け、隔離無しにてクイーンズランド州への入州が可能となりました。
(出発72時間前までにオーストラリア連邦内務省へ「Australia Travel Declaration」を申請する必要あり)
既に
・ニューサウスウェールズ州
・北部準州
・南オーストラリア州
・ビクトリア州
の4州は、ニュージーランドから隔離無しの入国を認めておりましたが、
今回新たにクイーンズランド州が加わりました。
他国からオーストラリアへ隔離無しの入国を認める協定「Trans-Tasman Safe Travel Zone」に、新たにクイーンズランド州が含まれた形となり、今後さらに他州へも派生する可能性があると思われます。
■ ゴールドコースト市内の様子(12月10日現在)
* スクールホリデーといわれる学校休み時期(夏休み)に入り、サーファーズパラダイス中心部は
多少人出が戻って来ました。但し、大都市であるシドニー(ニューサウスウェールズ州)や
メルボルン(ビクトリア州)との州境がオープンしたにも関わらず、国内旅行客はまばらで
サーファーズパラダイス中心部の人出は例年のこの時期と比較すると、5割にも満たない、
3割程度といったところです。
オーストラリア国境がオープンし、海外からの旅行者が来ない限り、ゴールドコーストの
「平常」は戻って来ないということを再認識させられます。
* 学校休み時期ということもあり家族連れの姿が多く、アクアダック(水陸両用車)は比較的乗車率が
高かったように思われます。
* 一時期のゴーストタウン状態は抜け出しましたが、例年と比較すると人出は少ないです。
* トラム路線沿いの好立地店舗もシャッターや空き店舗が増えています。
* サーファーズパラダイスのど真ん中、カビル・モールも例年の賑わいには程遠い状況です。
* サーファーズパラダイスのど真ん中にある大手スーパーマーケットのウールワースも、
いつもであればお土産探しやちょっとした買い出しで訪れる観光客で賑わう店舗ですが、
現在は閑散としています。
* サーファーズパラダイス中心部のゲームセンター「Time Zone」も例年学校夏休みのこの時期は
空いてるゲームを探すのが大変なぐらいですが、今はガラガラです。
* 例年であれば、真夏のこの時期は、海水浴客で賑わうサーファーズパラダイス・ビーチも
人出は少ないです。
* 海外からの帰国者のゴールドコーストにおける強制隔離施設となっているヴォコ・ゴールド
コースト・ホテル周辺では、警察官が周囲を巡回しています。
以上、ご注意ください。
■ 新型コロナウィルスに関する外部情報
* 在ブリスベン日本国総領事館 新型コロナウィルス情報
https://www.brisbane.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
* オーストラリア連邦政府 新型コロナウィルス感染者数状況
https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers
* クイーンズランド州政府 新型コロナウィルス感染者数状況
https://www.qld.gov.au/health/conditions/health-alerts/coronavirus-covid-19
* クイーンズランド州政府 新型コロナウィルスの行動制限
https://www.qld.gov.au/health/conditions/health-alerts/coronavirus-covid-19/current-status/public-health-directions