トリップアドバイザーの旅行動向 今冬は志摩や日光などが人気に
トリップアドバイザーが日本人旅行者の意識調査とサイトの利用状況からまとめた今冬の旅行動向によると、三重県志摩や栃木県日光といった地方の観光地に人気が集まっている。一方で都市部は昨年に比べ伸びが鈍化。コロナ禍で都市部を避け、地方へという流れがトレンドのようだ。
宿泊予約の前年比から算出した日本人旅行者の国内旅行の人気ランキングは、1位が志摩(三重県)2位が日光(栃木県)3位が箱根町(神奈川県)。温泉やアウトドア、自然散策が楽しめる観光地が人気で、コロナ禍からの需要回復が顕著になっている。
伊勢志摩国立公園・英虞湾の風景
以下、4位は白浜町(和歌山県)、5位は別府市(大分県)、6位は伊東(静岡県)、7位は白馬村(長野県)、8位は軽井沢町(長野県)、9位は富士河口湖町(山梨県)、10位は由布市 (大分県)。
意識調査では、年末年始の旅行について調査。安全性については「まったく安全ではない」が42%、「ある程度・少しは安全」約47%と拮抗。年末年始に旅行を控えるのは対前年20%以上プラスとなる73%で、出控え傾向が強い。宿泊日数 :宿泊は80%が1泊と短縮傾向に。
調査は、意識調査が11月6―16日に日本やアメリカなど6カ国 3429人が回答。旅行動向はトリップアドバイザーサイトでのホテル検索と12月―2021年1月の宿泊予約から算出した。
情報提供:トラベルニュース社