スターフライヤー白水氏のインタビューとKNT-CTが事業改革 ー 20代社員が振り返る今週のニュース
今週から編集長によるコラムは火曜日の配信に引っ越し、代わりに土曜日は編集部員による今週のニュースの振り返りコラムを配信させていただきます。その一週間で読者の皆様に多く読んでいただけた記事を中心に振り返っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今週は、スターフライヤーの代表取締役社長である白水氏のインタビュー記事が最も多く読まれました。社員の方のアイデアを活用したプラネタリウムフライトの部分など面白く読ませていただきましたが、特に「オンライン会議などによる海外出張は減るのでは」という質問に対してのお答えが印象的でした。私は入社すぐから「早くリモートワークにしましょうよ、古いですよ」とうるさい社員でしたが、いざコロナによって毎日リモートワークになった今では「効率が悪いな……」と感じていて、我ながら自分勝手だとは思いつつも、仕事において直接会ってコミュニケーションを取るというのはちょっと他には変えられない効率の良さがあります。それは会議も出張も同じ事でしょうし、もしかしたら中期的な視点では少し悲観的になりすぎているのかもと感じました。
他ではKNT-CTホールディングス(KNT-CT)の事業構造改革に関する記事が人気でした。この記事が多く読まれたことには全く驚きはありません。海外需要がほぼ全て消えてしまった今の業界では、いかに大手といえどコストを抑える以外に選択肢はないでしょう。ただ、世間では1/3人削減や「メイト」「ホリデイ」ブランドの終了ばかりが着目されますが、記事内で触れているようにクラツー、MICE事業は拡大していく計画にあります。ただ単に「コロナ禍のコストセーブ」ではなく「アフターコロナも見据えた選択と集中」であることが、本件の本質なのではと考えます。
今後も毎週2~3の記事をこんな感じで振り返らせていただくので、どうぞよろしくお願いします!