ハワイ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
ハワイにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。
ハワイ州での行動制限ですが、3月23日からの「STAY AT HOME」(不要不急の外出禁止)、5月07日からの「SAFER AT HOME」(自宅待機)の段階を終えました。
6月10日から「ACT WITH CARE」(注意して行動)とさらに緩和され、社会的には下記の大きな動きが実施・予定されています。
* 島間移動時の14日間の自己隔離措置は廃止(6月16日より)
* 公立学校の新年度授業開始(8月17日より)
* ハワイ渡航前72時間以内の検査でコロナ陰性だった到着者の14日間の自己隔離措置が免除
(9月01日より)
しかしながら、規制緩和によって人間同士の接触機会が増え、新規感染者は増えつつあり、最近では5日連続で200名以上の新規感染者が発生しました。
陸続きではないハワイ州では、感染者数急増によって起こる医療崩壊に細心の注意が図られています。
8月18日時点で、ハワイ州全体で5,042名、そのうちオアフ島が4,591名、マウイ島が224名、
ハワイ島が148名、カウアイ島が54名、モロカイ島が2名となっています。
その結果、特に感染者数の多いオアフ島に限り、再度、規制を厳しくすることになりました。
「ACT NOW HONOLULU: NO SOCIAL GATHERING」、「集会」や人が集まる機会を抑制し、感染拡大を防止することを目的としています。既に発令済みのものも含め、下記事項が8月20日から2週間の2セット、28日間にわたり実行されます。
* オアフ島の州立&市立公園、ビーチの閉鎖(8月08日より)
* オアフ島出発者に限り、島間移動時の14日間の自己隔離(8月11日より)
* 屋内&屋外ともに集会は「10名まで」から「5名まで」に変更(8月20日より)
* レストラン店内での飲食も1テーブル5名までに変更(8月20日より)
* 可能な限りリモートワークを推奨(8月20日より)
また、ハワイ旅行再開のために最も重要な事項であった下記も延期となりました。
* ハワイ渡航前72時間以内の検査でコロナ陰性だった到着者の14日間の自己隔離措置免除
(10月01日まで実施延期)
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★ 本情報の注意事項
* ハワイはアメリカ合衆国の1州です。
連邦政府が国境に関する規制、州政府が州共通の制限、各島の市郡政府がそれぞれの管轄地域の制限を決めています。
* 各島の行動制限に関しては、州政府のガイドラインに沿って、市長または郡長が州知事の許可のもと、規制緩和が行われています。従って、島によって各経済活動の再開日は異なります。
本情報は主にホノルル市に関して扱います。
* 当該情報によって生じた損害・不利益等についていかなる責任も負いかねます。
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■ 観光・旅行関連
ハワイの観光・旅行に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。
◎ 旅行の制限 ★ 変更
* ハワイ州外からの到着者(住民・訪問者とも)には、14日間の隔離を義務付け。(9月30日まで)
* 不要不急の外出は控える、自宅待機を推奨中。(9月30日まで)
◎ 観光施設 ★ 一部情報追加
* クアロア・ランチ --- 営業中
* ウェット・アンド・ワイルド・ハワイ --- 営業中
* イオラニ宮殿 --- 営業中
* ビショップ・ミュージアム --- 営業中
* 戦艦ミズーリ記念館 --- 営業中
* その他ほとんどのツアーは催行休止中(再開日未定)
* 大規模イベントは中止(再開日未定)
* 第38回オキナワ・フェスティバル(8月31日)は中止
* ハワイ島のアイアンマン世界大会(10月)は中止
◎ ホテル
* 主要ホテルの多くは、8月末まで休業。
* 営業中であっても一般旅行者の予約不可なホテルもあります。
* ホテル内の施設(レストランなど)のみ営業しているホテルもあります。
◎ レストラン
座席数を制限して店内飲食も可能。
◎ ショッピングセンター
ワイキキ、アラモアナ、カハラなど観光客に人気のエリアのショッピングセンターの営業は再開しています。ただ、各センター内には営業を再開していない店舗もあります。
詳しくは、下記リンク先の各ショッピングセンター・ウェブサイトをご参照ください。
* アラモアナ・センター
https://www.alamoanacenter.com/ja.html
* カハラ・モール
https://www.kahalamall-shops.com/
* ロイヤルハワイアン・センター
https://jp.royalhawaiiancenter.com/
* インターナショナル・マーケット・プレイス
https://ja.shopinternationalmarketplace.com/
◎ ヘイト事案
ハワイ州における、新型コロナウィルスに関するヘイト事案に関する情報は、以下の通りです。
* ハワイ州内ではなし
■ 交通機関
ハワイ州の交通に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。
◎ 空港
* 便数が少ないので閑散としている。
* 搭乗前に健康状態に関する書類提出と検温が必要なため、90分前にはチェックインが必要。
◎ 市内交通
* ザ・バスは、運行中。(平日は祝日スケジュール、土・日曜は週末スケジュールで運行)
* 自家用車の交通量は増えてきているが、全体的に道路は空いている。
■ 生活関連
ホノルル市内の生活関連に対する新型コロナウイルスの影響、市内の様子は以下の通りです。
◎ 市中の様子
* ホノルル市内は、全体的に未だ閑散としています。
* オアフ島内では公共の場所でのマスク着用が義務付けられており、商店などへの入店時にはマスクの着用が義務付けられています。
* 歩行者が少なく、ソーシャルディスタンスを保ちながらの歩行は可能なので、店外やショッピングセンターなどの施設外の路上には、マスク非着用の人もみられます。
◎ 商店
* ホノルルでは営業を再開した商店が増えています。
* 特にワイキキ内などの観光客をターゲットにしている店舗は、引き続き閉店している店が多いです。
* ソーシャルディスタンスを考慮した入店制限が行われています。
(店前で人数確認をしており、係員の誘導がない限り入店出来ません)
* 一部の店舗で現金払い不可、カードのみとなっています。
また、レジカウンターは飛沫感染防止用のアクリル板などで囲われています。
* 一時期見られたトイレットペーパー、パスタ等の在庫がない状態はほぼ解消されています。
◎ 通信
平常通り
◎ 物流
* 郵便・宅配などは平常通り。
* フェデックスなどの配送は「受取サインなし」で行われています。
■ その他
ホノルルにおける新型コロナウィルスの規制、罰則、その他の情報は以下の通りです。
◎ デモ情報
アフリカン・アメリカン差別に関する平和的なデモ(ブラック・ライブズ・マタ-)集会も終息しております。
◎ その他
* 公共の場所ではマスク着用
* 他人との間は最低6フィート(180cm)の距離を保つこと
* 100名までのチームスポーツの屋外競技は許可されています。
(ただし、観客はソーシャルディスタンスを考慮する必要があります。)
■ 新型コロナウィルスに関する外部情報
* 在ホノルル日本国総領事館 新型コロナウィルス情報
https://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
* ハワイ州保健局 COVID-19アップデート
* ハワイ州政府の出口戦略(5月18日発行)
https://governor.hawaii.gov/wp-content/uploads/2020/05/Gov_Reopening-Presentation-Slide-Deck_18-May-2020.pdf
* ホノルル市のガイドライン&ルール
https://www.honolulu.gov/mayor/proclamations-orders-and-rules.html
★ 注
現在、外務省より不要不急の渡航を自粛するよう注意喚起が発出されております。
また、世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国境閉鎖や入国制限措置、外出禁止令等の行動制限措置のほか、航空便の突然の減便又は運航停止などの事例も発生しております。
渡航をご予定の際は、日本国外務省や相手国の政府機関、またご利用予定の航空会社等に最新情報をご確認ください。
日本海外ツアーオペレーター協会 事務局