4月の宿泊者数は8割減、稼働率は16.3%-観光庁統計

 観光庁がまとめた4月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比80・9%減の971万人泊だった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で大幅減となった。

 日本人宿泊者数は前年同月比75・9%減の950万人泊。外国人宿泊者数は同98・2%減の20万人泊と、市場はほぼストップした。

 客室稼働率は同48・7ポイント減の16・3%。旅館が同32・6ポイント減の7・1%、リゾートホテルは同51・9ポイント減の5・9%、ビジネスホテルは同54・5ポイント減の24・7%、シティホテルは同71・1ポイント減の11・9%、簡易宿所は27・1ポイント減の7・9%。客室稼働率が80%を超えた都道府県はなかった。全体の全国最高値は福島県の31・6%。

 5月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同84・8%減の781万人泊。日本人宿泊者数が同81・6%減の767万人泊、外国人宿泊者数が同98・6%減の14万人泊だった。


情報提供:トラベルニュース社