アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (6/23の状況)

  • 2020年6月24日

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

2020年6月22日にケフラビク空港にてPCR検査を受けた843名のうち陽性者は1名、現在の感染者数は8名となっています。

全員が自宅等で隔離療養中で、国立大学病院に入院している人は0名です。

これまで国境でのPCR検査で12名が陽性でしたが、うち9名は抗体ができており感染力が無い陽性でした。

感染の疑いのある検疫中の人は、現在279名で自宅等で経過観察中です。

これまで回復した人は累計1,806名で、全人口の17%が検査済みです。

死亡者数は計10名のままです。

東部の港への船の入港と上陸が増えてくることから、その対策が進められています。

北部のSiglo Hotelは国内需要で満室の日が出てきております。

またブルーラグーンも既にオープンしており、先週金曜日は400名が入場いたしました。

引き続きEU、シェンゲン協定加盟国、英国からの入国は可能ですが、日本を始め米国等のそれ以外の国からの入国は7月01日以降になる予定で、法務省など関係省庁がその要件を検討しております。

■ フェロー諸島の状況

現在の感染者数、自宅で検疫中の人数ともに0名のままです。

これまでの感染者数累計は187名、死亡者数の累計も0名です。

これまで検査を受けた累計数は12,219名で、全人口の23.3%が検査済みです。

4月23日以降、新たな感染者は出ておりません。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツの5ヵ国からの旅行者の入国が再開されておりますが、入国前5日以内に検査を受け取得したPCR陰性証明書の提出が必要となります。

6月27日以降、デンマーク同様、他の欧州の国々からの入国を可能にする予定で、その入国・検疫の要件がまもなく周知されます。

6月末まで、日本など他国からの入国者には14日間の検疫が義務化されており、実質、旅行での入国はできません。

アトランティック航空は6月15日より、ヴァーガル空港~コペンハーゲン空港間のデイリー運航が再開されておりますが、まもなく1日2便の運航となる予定です。

なお、昨日6月23日は全便が予定通りに運航されました。

■ グリーンランド

現在の感染者は昨日同様0名、累計の感者数は13名です。死亡者数累計はゼロです。

国内のプライベートな集会の制限緩和が進んでおります。

6月15日より、デンマーク、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、ドイツからの旅行者のみ、1週間で600人まで旅行者の入国が可能となっておりますが、入国前5日以内に検査を受けた陰性証明書を持参・提示し、入国後は5日間の自宅待機と再度のPCR検査の受診が要件となっており、不履行の場合、罰金が課されます。

現在の所、日本からの入国は認められておりません。

デンマークの現在の感染者数は1,168名で、死亡者数は603名です。

旅行で入国できるのは、グリーンランド、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、ドイツのみとなっており、それ以外の国に対しては引き続き入国制限があり、現在、観光目的でデンマークを乗り継ぎ/経由することも認められておりません。

スカンジナビア航空の今後の日本線の運航や乗り継ぎの可否についての詳細は、スカンジナビア航空または駐日デンマーク大使館にて、デンマークの入国制限や航空機搭乗時のマスク着用の情報等については、在デンマーク日本大使館のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ

  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2

  https://www.dk.emb-japan.go.jp/files/100062701.pdf

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会