アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (5/27の状況)
「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。
■ アイスランドの状況
アイスランド国内の感染者は、現地時間昨日2020年5月27日時点で前日より1名増え3名、全員が自宅隔離で療養中です。(国立大学病院に入院している人は0名)
感染の疑いのある検疫中の人は、現在983名で自宅等で経過観察中です。
これまで回復した人は累計1,792名で、全人口の16%が検査済みです。
死亡者数は計10名のままです。
収束の状況が続けば、6月15日より入国・検疫制限が大幅に緩和され、現在の14日間の検疫、到着時のPCR検査、健康証明書の提出の3つの選択肢とCOVID19追跡アプリのダウンロードと利用を踏まえ、アイスランドでの旅行が再開される予定です。
なお、6月15日からの入国制限解除の詳細は、来週初めに報じられる予定です。
■ フェロー諸島の状況
現在の感染者数、自宅で検疫中の人数ともに0名のままです。
これまでの感染者数累計は187名、死亡者数の累計も0名です。
これまで検査を受けた累計数は9,386名で、最新の統計では全人口の17.9%が検査済みです。
アトランティック航空は6月以降、ヴァーガル空港~コペンハーゲン空港間を月・水・金曜に加え木曜日も運航する予定です。なお、5月27日は、計13便の運航をキャンセルしております。
なお、フェロー諸島へは、現時点でデンマーク国籍保有者のみ入国ができますが、6月30日までは特別な理由がない限り外国人の入国は認められず、入国できた場合も14日間の検疫下の経過観察が課される予定です。
■ グリーンランド
現在の感染者は昨日より1名増え2名、累計の感者数は13名です。死亡者数累計はゼロです。
感染者はデンマークでは陰性でしたが、グリーンランド入国後5日目のPCR検査で陽性となりました。
またAir Greenlandが6月01日から、コペンハーゲン空港~カンゲルルスアーク空港(SFJ)間を週3便で運航を再開する旨が報じられておりますが、6月01日~15日までの航空券は無料で変更や払い戻しが可能となります。
なお、旅行者のグリーンランドへの入国は6月15日まで不可となります。
デンマークの現在の感染者数は1,374名で、死亡者数は565名です。
スカンジナビア航空、欧州・北米線の運航再開を報じましたが、アジア線については発表がありませんでした。
今後の日本線の運航や乗り継ぎの可否についての詳細は、スカンジナビア航空、または駐日デンマーク大使館にて最新情報をご確認ください。
以上、ご注意ください。