香港、「国家安全法」の導入に反対する「抗議デモ」に伴う影響
中国の議会(全人代)が香港における政権転覆や国家分裂、テロ行為、外国による香港への干渉を禁止するといった「国家安全法」の導入に向けて動いている件で、これに反対した市民が再び抗議活動を行っています。
2020年5月24日には大規模な抗議活動が行われ、香港島の灣仔~銅鑼灣エリアではデモ隊と警官隊が衝突、警官隊は催涙弾や放水車等を使用しデモ隊を鎮圧、約180人が逮捕されています。
以降、各地で大小抗議活動が行われておりますが、現地時間本日5月27日には、金鐘にある立法会にて国歌条例案(中国の国歌を侮辱する行為を禁止する条例)が審議される予定で、同案及び国家安全法の制定に反対する目的で立法会を包囲する抗議活動や、交通妨害また仕事・学業スト等が呼びかけられています。
以上、ご注意ください。