19年宿泊者数は1.0%増の5.4億人泊、稼働率は0.9ポイント増
観光庁は2019年の宿泊旅行統計調査の年間値(速報)をまとめた。延べ宿泊者数は前年比1・0%増の5億4324万人泊だった。日本人の宿泊減を訪日外国人客の増加が補い、全体としてプラスになった。
日本人宿泊者数は同0・4%減の4億4180万人泊。一方で外国人宿泊者数は同7・6%増の1億143万人泊で過去最高を更新、1億人を突破した。
客室稼働率は全体で同0・9ポイント増の62・1%。旅館が0・7ポイント増の39・5%、リゾートホテルは同0・3ポイント増の58・6%、ビジネスホテルは同0・1ポイント減の75・4%、シティホテルは0・8ポイント減の79・4%、簡易宿所は0・1ポイント減の30・1%だった。
客室稼働率が80%を超えた都道府県はシティホテル8カ所、ビジネスホテル4カ所、リゾートホテル2カ所。東京都が全国最高の高稼働率で79・7%だった。
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19年12月の延べ宿泊者数は前年同月比4・3%減の4210万人泊だった。日本人宿泊者数は同4・5%減の3430万人泊、外国人宿泊者数も同3・3%減の780万人泊と、いずれも減少だった。
1月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同10・4%増の4336万人泊。
情報提供:トラベルニュース社