松江から尾道、今治へ、新広域ルート「しゃまなみ」アピール
島根県から広島県、愛媛県へ至る観光ルート「しゃまなみ」。尾道観光協会の石原尚味さん、松江観光協会の金森一也さんが来社し、2020年度下期に実施する団体旅行助成やモデルコースなどについて説明した。
しゃまなみとは「瀬戸内しまなみ海道」と「中国やまなみ街道」をかけ合わせた造語。沿線の13市町の観光協会が連携し協議会を設立、テーマ性のあるモデルコースやサイクルツーリズムなどを旅行会社に売り込む。
サイクリングは「しまなみ海道は欧米の方が増えてきました」と石原さん。金森さんは「松江市大根島に架かる江島大橋のベタ踏み坂が人気」。尾道では観光協会が「おのなび旅行社」としてしまなみ海道のレンタサイクルやガイドツアーをワンストップで対応する。
モデルコースでは、南北に長いしゃまなみで開花時期が約2週間に及ぶ「桜」、沿線にワイナリーが点在することから「ワイン」などテーマ型の旅行を提案している。
助成制度について石原さんは「来年冬に閑散期対策として初めて行います。募集型企画旅行が対象で予算も限りがありますが、『しゃまなみ』の名前を旅行会社の皆様にも知ってもらえれば」。
広島県尾道市・島根県松江市のお2人
情報提供:トラベルニュース社