サンタが熊本県知事を表敬訪問、相互交流の促進アピール
熊本欧州文化交流協会はこのほどフィンランド大使館とフィンエアー(AY)福岡支店の協力のもと、フィンランドからサンタクロース財団公認のサンタクロースを招聘し、熊本県知事の蒲島郁夫氏を表敬訪問した。熊本からフィンランドへの旅行需要を喚起するねらい。
面談では、欧州文化交流協会代表でAY旅客営業部課長の木下俊作氏が、今年は日本とフィンランドの国交樹立100周年の年であることを説明し、同県とフィンランドの交流を深めていきたい考えを伝達。また、駐日フィンランド大使館で文化・報道担当参事官を務めるマルクス・コッコ氏は、フィンランドの教育制度について紹介したうえで、教育視察旅行などの可能性を提案した。AYからは、西日本統括支店長の堀田博之氏が路線の利便性などをアピールした。
なお、木下氏はインバウンドについても言及し、欧州からの旅行者は旅行消費額が他の地域の旅行者よりも高い傾向にあることを説明。フィンランドを含めて欧州全域からの誘客にも取り組むため、熊本や隣県のプロモーションを担う広域連携DMCの設立も検討していることも明かしたという。