ホテルJALシティが海外進出、バンコクに1軒目-豊洲市場近くにも開業

  • 2019年12月9日

 ホテルオークラ子会社のオークラ・ニッコー・ホテルマネジメントは2020年春、「ホテルJALシティ・バンコク」の運営を開始する計画だ。現在「Hotel Verve Bangkok」として営業している施設をリブランドするもので、ホテルJALシティブランドとしては海外で初めてのホテルとなる。

 オークラ・ニッコー・ホテルマネジメントとしてはタイで、「オークラ・プレステージバンコク」と今年開業の「ホテル・ニッコー・バンコク」、そして2021年開業予定の 「ホテル・ニッコー・アマタシティ・チョンブリ」と合わせて4軒を展開することとなる。

 ホテルJALシティ・バンコクの客室数は324室で、館内には82.5平方メートルと27.0平方メートルの会議施設やオールデイダイニングなどを備える。

 なお、ホテルJALシティブランドでは、12月9日に国内で「ホテルJALシティ東京豊洲」も開業したところ。豊洲市場近くの複合施設「Dタワー豊洲」の6階から17階に入ったもので、330室を提供する。眺望の良い16階と17階は「PLUS」フロアと名付け、同フロアの宿泊客はビデオオンデマンドを無料で利用できるようにした。