長野県旅館組合、創立50周年で記念式典 久保田氏勇退し中村新理事長に
長野県ホテル旅館生活衛生同業組合の創立50周年記念式典がこのほど、長野市のホテル国際21で開かれた。
50周年事業を指揮し直前の総会で勇退した久保田茂登理事長は、4期8年を振り返った上で「これからも組合の発展のために各位の協力をお願いします」と要請し、後進に組合運営を託した。
また、来賓として出席した長野県の阿部守一知事は「この50年、県と組合は一緒に歩んできました。行政として、今後も具体的な行動で観光の発展に取り組みます。観光立県として一緒に前進しましょう」と呼びかけた。
1969年に創立された同組合は、2006年に県宿泊3団体を統合し長野県旅館ホテル組合会としては13周年を迎えた。
多田計介・全旅連会長(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会)は「式典には全旅連関東ブロックのほとんどの理事長が出席しています」と話し、長野県組合の求心力を称賛した上で「全旅連が力強く観光立国推進に取り組むためには各県の支えが必要です。50周年を機に、さらなる県組合、関東ブロックのまとまりに期待しています」と祝辞を送った。
50周年式典に先がけ開かれた長野県旅館ホテル組合会の総会では、任期満了に伴う役員改選で久保田理事長が退任し、中村実彦副理事長(白馬村・ホテル五龍館)が理事長に選任された。
情報提供:トラベルニュース社