山形・新潟は元気です 観光庁、需要喚起へ宿泊割引など応援キャンペーン
観光庁は7月10日、6月に発生した山形県沖地震の影響を受けた被災地の観光需要の回復を図ろうと「山形・新潟応援キャンペーン」を始めた。宿泊料金の割引支援や情報発信をはじめ様々な取り組みを官民で展開する。
キャンペーンには、東北運輸局や東北観光推進機構、山形県庄内、新潟県下越を中心とする被災エリアの自治体、観光関係事業者、交通事業者などが参画。国内外に対して地元の“元気”、魅力を伝える「知ってもらう」、旅行費用の割引やプレゼントで誘客する「来てもらう」「楽しんでもらう」の3本柱で、山形・新潟観光を盛り上げる。
宿泊料金の割引支援は国内、訪日問わず旅行者を対象。各地から山形・新潟へ路線を持つJR東日本、ANA、JAL、ピーチ、FDAは割安な旅行商品の造成や運賃の割引を設定し、現地への誘客を促す。
そのほか、山形県鶴岡市・あつみ温泉や、新潟県村上市・瀬波温泉など地元でも宿泊割引やイベントを設定。新潟県・山形県庄内エリアでのデスティネーションキャンペーンも実施する。
情報提供:トラベルニュース社